日本の頂点をかけて争われる第75回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。世界選手権(スペイン・ウエルバ)に出場した日本代表選手らは不参加となったが、国内の各カテゴリーのトップ選手らが集結。日本一をめざして白熱した戦いを繰り広げている。ここでは、各種目のダイジェストを紹介する。
【混合ダブルス】
混合ダブルス本戦には24ペアが出場。8ペアがシードとなって2回戦から登場する。そこに挑む8ペアの座をかけての1回戦は、8試合中5試合がファイナル勝負。熱い戦いがくり広げられた。
市川和洋/加藤美幸(ジェイテクト/ACT SAIKYO)、仁平澄也(上写真・右)/朝倉みなみ(NTT東日本)は、いずれも大学生ペアに第1ゲームを奪われながら逆転勝利。桐田和樹/水津優衣(宇部興産/ACT SAIKYO)、小林晃/小野菜保(ジェイテクト/再春館製薬所)は、社会人対決を2-1で制した。
西大輝/生木萌果(龍谷大)は、大学生ペアで唯一の初戦突破。山田尚輝(日本体育大)は、大学の先輩である池内萌絵(七十七銀行)とのペアで2回戦進出を決めている。最後に試合を終えた酒井健登/井上洸(大同特殊鋼/東海興業)は、2回戦で混合ダブルスの日本B代表ペア、緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)との対戦が決まっている。
▼1回戦(12月26日)
三上楓/石澤未夢(三菱自動車京都/PLENTY GLOBAL LINX)②〔21-14、20-22、22-20〕1●筑後惠太/蔦谷美紅(明治大/青山学院大)
市川和洋/加藤美幸(ジェイテクト/ACT SAIKYO)②〔21-23、21-11、21-13〕1●江藤佑太/小川星実(日本体育大)
仁平澄也/朝倉みなみ(NTT東日本)②〔10-21、21-15、21-18〕1●武井優太/正田捺実(明治大)
桐田和樹/水津優衣(宇部興産/ACT SAIKYO)②〔23-21、11-21、21-18〕1●宮嶋航太郎/今井優歩(ジェイテクト/ACT SAIKYO)
西大輝/生木萌果(龍谷大)②〔21-12、21-19〕0●西谷春樹/佐藤杏(三菱自動車京都/昭和電工マテリアルズ)
小林晃/小野菜保(ジェイテクト/再春館製薬所)②〔22-20、15-21、21-12〕1●竹内宏気/今井莉子(丸杉)
山田尚輝/池内萌絵(日本体育大/七十七銀行)②〔21-17、21-13〕0●遠藤彩斗/上杉杏(明治大)
酒井健登/井上洸(大同特殊鋼/東海興業)②〔21-15、21-14〕0●家壽多慶太/植村理央(龍谷大)
※シードのペアは27日から登場
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳