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前回優勝の福島由紀は若手選手とのペアで出場!1回戦はファイナル勝負の末に勝利!【全日本総合バドミントン2021】<女子ダブルス1回戦>

日本の頂点をかけて争われる第75回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。世界選手権(スペイン・ウエルバ)に出場した日本代表選手らは不参加となったが、国内の各カテゴリーのトップ選手らが集結。日本一をめざして白熱した戦いを繰り広げている。ここでは、各種目のダイジェストを紹介する。

ダイジェスト記事
選手コメント
トーナメント表

【女子ダブルス】

本戦最初に行なわれた女子ダブルス。その中でも最初に勝利を収めたのは、宮浦玲奈/保原彩夏(ヨネックス)。インカレ準優勝の大石悠生/長廻真知(筑波大)に、21-9、21-5。25分ほどでゲームを終わらせた。続いて、今年の日本ランキングサーキット準優勝の今井莉子/川添麻依子(丸杉)が、インターハイ8強の中原鈴/吉川天乃(倉敷中央高)に2-0で勝利。社会人ペアの貫禄を示した。

対して長い試合となったのが、第1シードに入った福島由紀(上写真・左)/杉村南美(丸杉)。インカレ女王の植村理央/佐藤灯(龍谷大)に、第1ゲームを21-11で取るも、第2ゲームは中盤から連続得点を許して12-21。ファイナルゲーム21-18と、1時間を超えて勝利を収めた。

7ペア出場した高校生の中で2回戦に進出したのが、今年3月の高校選抜優勝の大澤陽奈/石川心菜(青森山田高)と、富山国際大付高の中出すみれ/押見綾奈。大澤/石川は社会人ペアの川島美南/齋藤夏(ACT SAIKYO)を相手に21-12、21-11。中出/押見は大学生ペアを2-0のストレートで下して初戦を突破した。

大学生同士の対決となった上杉杏/木村早希(明治大)vs鈴木ゆうき/吉田瑠実(早稲田大)は、2-1で上杉/木村が勝利した。12月27日の2回戦では、大澤/石川と上杉/木村が対決。全日本総合ベスト8の座をかけて戦う。

日本代表の櫻本絢子(左)は、総合前にペアの髙畑祐紀子が引退を発表。今回はNTT東日本の鈴木陽向と組んで出場し、初戦を2-0で制した
高校選抜王者の大澤陽奈(左)/石川心菜が、社会人ペアを下して初戦を突破
インターハイ優勝ペアの明地陽菜/田口真彩(左)は櫻本/鈴木に敗戦

▼1回戦(12月26日)

福島由紀/杉村南美(丸杉)②〔21-11、12-21、21-18〕1●植村理央/佐藤灯(龍谷大)

中出すみれ/押見綾奈(富山国際大付高)②〔21-13、22-20〕0●山本綺音/佐々木真奈(敬和学園大)

本田恵利奈/清水望(北海道バーバリアンズR.S.C./昭和電工マテリアルズ)②〔21-15、21-13〕0●杉山薫/田部真唯(ふたば未来学園高)

今井莉子/川添麻依子(丸杉)②〔21-10、21-10〕0●中原鈴/吉川天乃(倉敷中央高)

宮浦玲奈/保原彩夏(ヨネックス)②〔21-9、21-5〕0●大石悠生/長廻真知(筑波大)

中村麻裕/今井優歩(ACT SAIKYO)②〔21-17、22-24、21-16〕1●矢﨑月子/髙崎夏実(山陰合同銀行)

上杉杏/木村早希(明治大)②〔21-14、18-21、21-15〕1●鈴木ゆうき/吉田瑠実(早稲田大)

大澤陽奈/石川心菜(青森山田高)②〔21-12、21-11〕0●川島美南/齋藤夏(ACT SAIKYO)

柏原みき/加藤美幸(ACT SAIKYO)②〔17-21、21-15、21-14〕1●曽根夏姫/小松ゆい(北都銀行)

廣上瑠依/加藤佑奈(再春館製薬所)②〔21-13、21-16〕0●山藤千彩/志波寿奈(広島ガス)

重田美空/水津優衣(ACT SAIKYO)②〔21-18、21-9〕0●香山未帆/大澤佳歩(日本ユニシス)

櫻本絢子/鈴木陽向(ヨネックス/NTT東日本)②〔21-16、21-9〕0●明地陽菜/田口真彩(柳井商工高)

毛利未佳/重信萌夏(七十七銀行) 〔2-0、棄権〕 尾﨑沙織/朝倉みなみ(NTT東日本)

小野菜保/福本真恵七(再春館製薬所)②〔21-12、21-9〕0●鈴木咲貴/杉山未来(百十四銀行/昭和電工マテリアルズ)

石橋麻美子/佐藤杏(昭和電工マテリアルズ)②〔21-7、21-13〕0●猿川優香/千北梨花子(八代白百合学園高)

大竹望月/髙橋美優(日本ユニシス)②〔21-13、21-18〕0●古茂田倭子/石橋結子(常総学院高)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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