【バドマガ情報】スペシャル・インタビュー「20歳の未来予想図」梶原大暉 1月号のココに注目!<3>

バドミントン・マガジン1月号が、発売中です。今回も特集や企画の内容などを、数回に分けて紹介しています。

パラバド スペシャル・インタビュー

梶原大暉
(日本体育大)
20歳の未来予想図。

パラリンピックでのメダル獲得が記憶に新しい。十代の瑞々しい活躍は、パラバドミントンの新たなファンを獲得した。バドミントン・マガジン1月号では、11月に20歳になったばかりの梶原大暉に、パラリンピックのこと、今後の目標などを聞いた。

小学校時代には軟式野球の強豪チームで、ピッチャーおよびショートで活躍。全国大会にも出場するチームの中でも主力選手だったという経歴は、彼がバドミントンをプレーする中でも随所にうかがえる。培った肩の強さは、車いすを操りながら強力なクリアーで押し返すというパラバドミントンのプレーでも大いに生きているようだし、その練習風景を見ていると、彼が少年時代にグラウンドでユニフォームを真っ黒にしながら厳しいノックに食らいつく姿が、容易に想像できた。自身のノックが終わっても、一番端のコートまで車いすを漕いでいって、仲間に「とれる! まだ、まだ!」と声をかける。アジアユースパラ出場を控えた同年代および年下の選手たちとの練習は、梶原がキャプテンを務めたこともあり、まるで少年野球チームのような雰囲気だった。

日本障がい者バドミントン連盟のコーチおよびスーパーバイザーを務める草井篤コーチによれば、梶原の最大の強さは「試練をも楽しんで乗り越えようとする、もともと持っている人間力の強さ」だという。インタビューからも、若者らしい屈託のなさ、厳しい練習も楽しく取り組もうとする明るさ、そして等身大の自分自身を受け入れて、前進していこうとする真っ直ぐな心を感じることができた。

ぜひ、パラバドミントン界のニュースターの素顔と、彼が思い描く「未来予想図」にふれていただければと思います。

【担当者メモ】

12月2日から6日までバーレーンのマナーマで開催された23歳以下の大会「アジアユースパラ競技大会」では、パラバドミントン競技のキャプテンだけでなく、日本選手団のキャプテンを務めた梶原選手。自身が金メダルを獲得するだけでなく、リーダーシップを発揮し、国際大会が初めてという若い選手たちを引っ張る役割も務めたそうです。1月号では、このアジアユースパラの結果も掲載していますので、ぜひチェックしてください。

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文/バドミントン・マガジン編

投稿日:2021/12/25

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