1月19日に開幕したトヨタタイOP(Super1000/バンコク)は21日に大会3日目を終え、準々決勝進出者が出揃った。
男子シングルスでは、前週のヨネックスタイOP(Super1000)で同種目優勝を果たしたビクター・アクセルセン(デンマーク)や、同ベスト4の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾/上写真)が準々決勝に進出。世界ランク3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)もベスト8に入った。タイOP準優勝の伍家朗(ン・カロン/香港)は、台湾の王子維(ワン・ツーウェイ)に敗れたほか、上位候補だったアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)も2回戦で姿を消している。
女子シングルスも前週で頂点に立ったキャロリーナ・マリーン(スペイン)、同決勝で戦った戴資穎(タイ・ツーイン・台湾)らがベスト8入りを果たしたほか、韓国の若手エース、アン・セヨンや地元タイのエース、ラチャノック・インタノン(上写真)も2回戦を突破して8強進出。前週1回戦負けを喫しているプサルラ・V.シンドゥ(インド)は、インタノンに屈してベスト8入りはならなかった。
男子ダブルスでは、ヨネックスタイOPで上位進出を逃したセティアワン/アッサン(インドネシア)、前週タイOP優勝の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン/台湾/上写真・手前)、同準優勝のゴーVS/タンWK(マレーシア)といった実力ペアが順当にベスト8へ。女子ダブルスはタイOP優勝のポリイ/ラハユ(インドネシア)が勝ち上がったほか、韓国の強豪ペアが2ペア、マレーシアから3ペアが8強に名を連ねている。
混合ダブルスは2週連続優勝をねらうデチャポル/サプシリー(タイ)や2016年リオ五輪銀メダリストのチャンPS/ゴーLY(マレーシア)、シードのファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)、徐承宰/蔡侑玎(韓国)らが勝ち上がっている。
準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
アンダース・アントンセン(デンマーク) − サミール・バラマ(インド)
ビクター・アクセルセン(デンマーク) − リュウ・ダレン(マレーシア)
周天成(台湾) − 王子維(台湾)
H・K・ヴィテンフス(デンマーク) − 李卓耀(香港)
【女子シングルス】
アン・セヨン(韓国) − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
ラチャノック・インタノン(タイ) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
キャロリーナ・マリーン(スペイン)− ネスリハン・イギット(トルコ)
戴資穎(台湾) − ミシェル・リー(カナダ)
【男子ダブルス】
テオEY/オンYS(マレーシア) − シェティ/ランキレッディ(インド)
セティアワン/アッサン(インドネシア) − レーン/ベンディ(イングランド)
ゴーVS/タンWK(マレーシア) − A・チア/ソーWY(マレーシア)
王齊麟/李洋(台湾) − ラムスフス/ザイデル(ドイツ)
【女子ダブルス】
李紹希/申昇瓚(韓国) − フー/ヤップCM(マレーシア)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − 金昭英/孔熙容(韓国)
ポリイ/ラハユ(インドネシア) − ボエ/ポールセン(デンマーク)
チョウMK/リーMY(マレーシア) − ティーナ/タン(マレーシア)
【混合ダブルス】
デチャポル/サプシリー(タイ) − 高成炫/嚴惠媛(韓国)
徐承宰/蔡侑玎(韓国) − スパク/スピッサラ(タイ)
ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア) − フーPR/チアYS(マレーシア)
ランキレッディ/ポンナッパ(インド) − チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO