11月6日から7日まで、埼玉県で日本小学生バドミントン連盟創立30周年記念 ジュニアバドミントンフェスティバルINさいたま(サイデン化学アリーナ)が開催された。この大会は、8月に熊本県で開催予定だった第22回ダイハツ全国小学生ABC大会の中止を受けて、日本小学生バドミントン連盟が代替大会として実施。試合はABC大会の組み合わせを踏襲し、棄権の申し出があった場合は開催地の選手が出場する形がとられた。
ABC大会は、7月に開催された若葉カップ(団体戦)、そして12月に開催される全国小学生大会(12月26日〜29日/福島県郡山市、須賀川市)と並ぶ3大大会の一つ。種目はシングルスのみで、5、6年生で争うAグループ、3、4年のBグループ、1、2年のCグループの3カテゴリーに分かれ、それぞれの頂点を決める。全国各地から精鋭が集結し、熱戦を展開。ここでは、各カテゴリーで上位入賞を果たした選手たちを紹介するとともに、優勝者の喜びの声をお届けする。
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【Aグループ】
優勝:松本 眞優(UDC/栃木)
「優勝はとてもうれしいです。全国大会の優勝は初めてで、うれしい。以前(1月に開催された2020年度全小の代替大会、19年全小)は2位で悔しかったけど、それを生かして勝てたのでよかったです。練習では、ラウンド側をクリアーで奥に飛ばせるように頑張ってきました。決勝は、ちゃんとねばれて、スマッシュで決められたのがよかったです。大会を通して、今回はとくに苦戦したところはなかったと思います。練習は、今は毎日やっていますが、コロナで1週間に2回くらいしかできない時期もありました。でも練習ができなくても1日1日を大切にしてやってきました。これからも頑張って、優勝できるようにしたいです」
準優勝:坂口 功(渋谷ジュニア/東京)
3位:萩原 駿希(鳩ケ谷ウイングス/埼玉)
3位:坂脇 憲広(鶴ヶ島Angels/埼玉)
【Bグループ】
優勝:串間 太政(UNAID宮崎/宮崎)
「準決勝の相手は前回の全国大会(1月に開催された2020年度全小の代替大会)で負けた相手でしたが、今回は勝てたのでよかったです。フェイントに対応できたところがよかったところです。自分の得意なプレーはラリーをよくつなぐこと。声を出すことも意識しています。全小でも優勝できるようにがんばります」
準優勝:田沢 太一(所沢ジュニア/埼玉)
3位:篠原 緑(志木ジュニア/埼玉)
3位:山口 拓(渋谷ジュニア/東京)
【Cグループ】
優勝:北村 大芽(綾瀬ジュニアBC/神奈川)
「優勝できてうれしいです。今日よかったところはヘアピンとか、相手の球が甘くなったときに決めることができたところです。練習で気をつけてきたのは、早く構えることと、ロブを強く打つことです。4年生でも優勝できるようにがんばりたいです」
準優勝:櫻井 恵太(富山クラブ/富山)
3位:小谷 龍生(永井クラブ/岡山)
3位:渡部 峻(神郷JBC/愛媛)
★大会の熱戦の模様や結果は、11月22日(月)発売の『バドミントン・マガジン12月号』で紹介します!
取材・文/バドミントン・マガジン編集部、江國晴子
写真/黒崎雅久