12月3日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ(インドネシア・バリ)3日目は、各種目の予選リーグ第3戦が行なわれた。
▼試合結果
12月3日
3日目結果(ダブルス)
12月2日
2日目結果(シングルス)
12月1日
初日結果(シングルス)
インドネシアマスターズの結果は こちら
インドネシアOPの結果は こちら
【シングルス】
女子シングルス・グループBの山口茜(上写真)は、ブサナン・ンバルンパン(タイ)と対戦。初日に戦ったイェオ・ジャミン(シンガポール)が昨日の試合途中にキケンしたため、同選手との対戦結果が無効扱いに。その影響で、第3戦に負ければリーグ敗退の可能性もあったが、山口はしっかり白星を獲得。第1ゲームでンバルンパンを18本に抑えると、第2ゲームは17オールから山口が先に抜け出して21-18。2つ目の勝利をとなった山口が、リーグ1位通過で決勝トーナメント進出を決めている。この結果により、試合がなかったアン・セヨン(韓国)が1勝1敗の2位で決勝トーナメント進出となった。
女子シングルスのグループAは、第1シードのポンパウィ・チョチュウォン(タイ/上写真)と、東京オリンピック銅メダルのプサルラ・V.シンドゥ(インド)が準決勝への切符をつかんだ。この日対戦した二人は、ファイナル勝負となった試合をポンパウィが制してリーグ3連勝。2018年大会優勝のシンドゥは2勝1敗で2位通過となった。
桃田賢斗不在の男子シングルス。グループAは桃田とラスムス・ゲンケ(デンマーク)のキケンにより、ビクター・アクセルセン(デンマーク)とラクシャ・セン(インド)の決勝トーナメント進出が決定。グループBは、リー・ジジャ(マレーシア/上写真)がスリカンス・キダムビ(インド)を2-0で退け、3連勝で1位通過を決めると、同組のクンラビット・ビティサラン(タイ)はトマ・ジュニア・ポポフ(フランス)をファイナル勝負の末に下して2つ目の白星を獲得。リー・ジジャとクンラビットが、準決勝に勝ち進んでいる。
12月3日のシングルスの結果は以下の通り。
※準決勝の対戦カードは決定は3日目の試合終了後に更新予定。
【男子シングルス】
第3戦(12月3日)
▼グループB
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−19、21−14〕0●スリカンス・キダムビ(1勝1敗)37分
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−12、20−22、21−5〕1●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)75分
順位:①リー・ジジャ(3勝)②クンラビット・ビティサラン(2勝1敗)③スリカンス・キダムビ(1勝2敗)④トマ・ジュニア・ポポフ(3敗)
▼グループA
順位:①ビクター・アクセルセン(1勝)②ラクシャ・セン(1敗)
※試合をキケンした桃田賢斗、ラスムス・ゲンケ(デンマーク)のこれまでの試合は無効扱い。2選手がキケンとなったため、ビクター・アクセルセン、ラクシャ・センが決勝トーナメントに進出
▼準決勝
ビクター・アクセルセン ― ラクシャ・セン
リー・ジジャ ― クンラビット・ビティサラン
【女子シングルス】
第3戦(12月3日)
▼グループA
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)②〔21−12、19−21、21−14〕1●プサルラ・V.シンドゥ(2勝)71分
リーネ・クリストフェルセン(2敗)②〔21−11、21−14〕0●イボンヌ・リ(ドイツ)33分
順位:①ポンパウィ・チョチュウォン(3勝)②プサルラ・V.シンドゥ(2勝1敗)③リーネ・クリストフェルセン(1勝2敗)④イボンヌ・リ(3敗)
▼グループB
山口茜〔21−18、21−18〕0●ブサナン・ンバルンパン(タイ)41分
順位:①山口茜(2勝)②アン・セヨン(1勝1敗)③ブサナン・ンバルンパン(2敗)
※キケンしたイェオ・ジャミンの試合は無効扱い。
▼準決勝
ポンパウィ・チョチュウォン ― アン・セヨン
山口茜 ― プサルラ・V.シンドゥ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO