12月1日、BWF(世界バドミントン連盟)は、12月12日から19日まで開催される世界選手権(スペイン・ウエルバ)の組み合わせ抽選を実施。各種目のドローが決定した。
日本勢は5種目に30人が出場予定。男子シングルスで2連覇中(2018、19年)の桃田賢斗は、1回戦でポーランド選手と対戦。今季フランスOP(Super750)優勝の常山幹太はロシア選手と初戦を戦う。女子シングルスは、シード選手の山口茜、奥原希望、髙橋沙也加が2回戦から登場。大堀彩は初戦でカースティ・ギルモア(スコットランド)と激突する。
10月以降、男子ダブルスで好結果を残している保木卓朗/小林優吾は、香港と中国ペアの勝者と2回戦で対戦。保木/小林と同じく、女子ダブルスで近況好調の志田千陽/松山奈未はインドネシアとスペインペアの勝者と、女子ダブルスで世界選手権2連覇中の松本麻佑/永原和可那は、スウェーデンとデンマークペアの勝者と2回戦を戦う。
東京オリンピック・混合ダブルス銅メダルの渡辺勇大/東野有紗は、ベルギーとロシアペアの勝者と2回戦で対戦。順当に勝ち進むと、同じ山に入った金子祐樹/松友美佐紀と準々決勝で対戦する。
【男子シングルス】
桃田賢斗(2位) − ミハウ・ロガルスキ(ポーランド/123位)
常山幹太(11位) – セルゲイ・シラント(ロシア/74位)
西本拳太(17位) − チャム・ジュンウェイ(マレーシア/73位)
渡邉航貴(40位) – A・J・オペヨリ(ナイジェリア/125位)
【女子シングルス】
山口茜(3位) − リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク/31位)とチー・シュェフイ(フランス/42位)の勝者
奥原希望(4位) − 張藝曼(中国/46位)と張雁宜(香港/35位)の勝者
髙橋沙也加(13位) − 白馭珀(台湾/38位)とザ・タール・トゥザール(ミャンマー/74位)の勝者
大堀彩(22位) − カースティ・ギルモア(スコットランド/21位)
【男子ダブルス】
保木卓朗/小林優吾(6位) − 楊銘諾/張德正(香港/80位)と劉成/黄凱祥(中国/24位)
古賀輝/齋藤太一(20位) − 邸子健/王昶(中国/40位)
竹内義憲/松居圭一郎(43位)− グレコ/シュトローブル(イタリア/135位)
小野寺雅之/岡村洋輝(56位) − ベクトフ/マフノフスキー(ウクライナ/118位)
【女子ダブルス】
松本麻佑/永原和可那(5位) − マグヌッソン/ニスタッド(スウェーデン/48位)とブッシュ/シュルツ(デンマーク/49位)の勝者
志田千陽/松山奈未(7位) − ラマダハンティ/スギアルト(インドネシア/27位)とアズルメンディ/コラレス(スペイン/63位)の勝者
中西貴映/岩永鈴(34位) − コズィレワ/スクホワ(ロシア/88位)
星千智/松田蒼(37位)− プロゾロワ/ルダコワ(ウクライナ/124位)
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗(4位) − ニュウケルケ/ヤクエス(ベルギー/84位)とデレミン/ディモーワ(ロシア/53位)の勝者
金子祐樹/松友美佐紀(18位)− ヘミング/ピーフ(イングランド/54位)とレオン/サマービル(オーストラリア/61位)の勝者
山下恭平/篠谷菜留(52位) − フォガーティ/ツォン(アメリカ/92位)
※世界ランキングは11月30日付け
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳