11月20日、『2021 ALLJAPAN Badminton高校選抜大会 Moving forward ~みんなの笑顔とともに~』(大阪府・東大阪大柏原高体育館・アリーナ)が開幕した。2日間に渡って開催される大会は、試合の機会が少なくなっている高校生のために、実戦の場を作ろうと指導者たちが企画。今年のインターハイ王者であるふたば未来学園(福島)、同3位の瓊浦(長崎)や東大阪大柏原(大阪)など全国各地から11校(12チーム)が参加し、それぞれ1、2年生主体の新チームで挑んだ。
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試合は3チームずつがAからDの4つのグループに分かれて予選リーグを行ない、各リーグの1位と2位が決勝トーナメント、3位が順位決定戦(下位リーグ)に進む方式。初日は決勝トーナメントの1回戦までが行なわれ、ベスト4が出そろった。
1回戦を勝ち上がりベスト4進出を決めたのは、ふたば未来、高岡第一(富山)、瓊浦、東大阪大柏原の4チーム。優勝候補のふたば未来は、インターハイ8強の名経大市邨を相手に1ゲームも落とすことなく準決勝へ一番乗り。瓊浦は比叡山(滋賀)を、東大阪大柏原は水島工(岡山)をそれぞれ3-0のストレートで破って準決勝進出を決めた。
高岡第一は、聖ウルスラ学院英智と対決し、3-1で勝利。エース対決となった第1ダブルスは大田隼也/佐々木大樹が山岡陸歩/安保武輝にファイナルゲーム17-21と接戦の末に敗れたものの、後続が2-0で勝ちきってベスト4入り。明日の準決勝では、王者・ふたば未来に挑む。
【予選リーグ結果】※丸数字は順位
▶Aリーグ
水島工 3-1 八代東
ふたば未来学園 3-0 八代東
ふたば未来学園 3-1 水島工
①ふたば未来学園②水島工③八代東
▶Bリーグ
比叡山 3-1 混成チーム(※)
高岡第一 3-0 比叡山
高岡第一 3-0 混成チーム
①高岡第一②比叡山③混成チーム
※ふたば未来と東大阪大柏原の混成チーム
▶Cリーグ
名経大市邨 3-0 神戸村野工
瓊浦 3-0 名経大市邨
瓊浦 3-0 神戸村野工
①瓊浦②名経大市邨③神戸村野工
▶Dリーグ
聖ウルスラ学院英智 3-0 新田
東大阪大柏原 3-0 新田
東大阪大柏原 3-1 聖ウルスラ学院英智
①東大阪大柏原②聖ウルスラ学院英智③新田
【決勝トーナメント】
▶1回戦
ふたば未来学園 3-0 名経大市邨
齋藤 駿/崎野翔太 2-0 永森一輝/近藤海裕
岩野滉也/谷岡大后 2-0 冨田万南斗/森田康介
藤田真矛 2-0 寺西 情
高岡第一 3-1 聖ウルスラ学院英智
大田隼也/佐々木大樹 1-2 山岡陸歩/安保武輝
野村光河/松久知弘 2-0 片山裕翔/相澤大智
山岸俊介 2-0 飯泉大地
松久知弘 2-0 安保武輝
大田隼也 打切り 山岡陸歩
瓊浦 3-0 比叡山
奥野天斗/縣 涼介 2-1 池山蒼人/衣川真生
櫻井煌介/森阪直弘 2-1 山本将聖/篠原仙一
栗山寿一 2-0 桑原朋也
東大阪大柏原 3-0 水島工
犬嶋宏介/野村波輝 2-1 城戸郁也/平田璃月
池田真那斗/神山剛輝 2-0 橋村優翔/鷹津蒼斗
佐藤瑠活 2-1 上元瑛汰
【準決勝の対戦カード】(21日)
ふたば未来学園 - 高岡第一
瓊浦 - 東大阪大柏原
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/江見洋子