11月20日、JTB バドミントン S/JリーグⅡ2021(栃木県・大田原市県北体育館)が開催された。トップカテゴリーであるS/Jリーグに次ぐレベルの高さを誇るS/JⅡは、1部同様、2ダブルス・1シングルスの3試合で勝敗を決めるリーグ戦。今大会から4日間開催となり、大会3日目となる20日は男女各リーグの第4戦、第5戦が行なわれた。ここでは男子のダイジェストを紹介する。
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【男子ダイジェスト】
男子はコンサドーレが無傷の5連勝で首位を守った。初日から3連勝で勢いに乗っていたコンサドーレは、第4戦で戦ったAC長野パルセイロBCに3-0で勝利。続く第5戦・旭工芸との戦いも3-0で制して、5つ目の白星を手にしている。明日の最終日は、宇部興産、JR北海道と対戦。全勝でのリーグ制覇をねらう。
2位につけているのは4勝1敗のトリッキーパンダース。初戦のコンサドーレとの対戦で黒星を喫したものの、そこからうまく立て直して4連勝。第4・5戦はどちらも3-0のストレートで勝利するなど、尻上がりに調子を上げている。最終日は豊田通商、セーレンとの対戦が決まっており、先頭を走るコンサドーレにプレッシャーをかけるためにも、なんとか連勝をつかみたいところだ。
3番手争いは、3勝2敗で並ぶJR北海道と豊田通商。2019年S/Jリーグ1部でプレーしているJR北海道は、久々の2部の戦いで苦しい立ち上がりとなったものの、第4、5戦と連勝を飾って順位アップに成功。今季からS/JⅡに初参戦している豊田通商は、若手選手らを中心に白星を獲得。2勝1敗で臨んだ第4戦・JR北海道には敗れたものの、第5戦のセーレンには第1ダブルスを失った後のシングルス、第2ダブルスが白星をつかんで逆転勝利。初のS/JⅡにも臆することなく、若手の勢いをしっかり勝ち星につなげている。
■順位(11月20日時点)
1位 コンサドーレ(5勝)
2位 トリッキーパンダース(4勝1敗)
3位 豊田通商(3勝2敗)
4位 JR北海道(3勝2敗)
5位 旭工芸(2勝3敗)
6位 宇部興産(1勝4敗)
7位 セーレン(1勝4敗)
8位 AC長野パルセイロBC(1勝4敗)
※3位と4位、6〜8位の順位はマッチ率による
■21日の対戦カード
▼第6戦
JR北海道 – 旭工芸
コンサドーレ – 宇部興産
セーレン – AC長野パルセイロBC
トリッキーパンダース – 豊田通商
▼第7戦
JR北海道 – コンサドーレ
旭工芸 – 宇部興産
セーレン – トリッキーパンダース
AC長野パルセイロBC – 豊田通商
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳