11月17日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(バリ・Super750)2日目は、各種目1回戦の残りの試合が行なわれた。
女子シングルスは髙橋沙也加(上写真)、川上紗恵奈、髙橋明日香の3選手が1回戦に挑み、髙橋沙、川上がそれぞれファイナル勝負を制して2回戦に進出。髙橋沙はインドネシア1番手、グレゴリア・マリスカ・トゥンジュンを、川上はタイのブサナン・ンバルンパンを下している。髙橋明はタイのエース、ラチャノック・インタノンに0-2で敗れた。
男子ダブルスは5ペアが登場。10月のデンマークOP(Super1000)を制した保木卓朗/小林優吾(上写真・左)がインドペアを制して2回戦へ。ドイツペアと対戦した古賀輝/齋藤太一も、相手の途中棄権により2回戦に進出した。
しかし、それ以外の3ペアは初戦を突破できず。小野寺雅之/岡村洋輝は、接戦となったタイペアと試合を、ファイナルゲーム19本で敗戦。竹内義憲/松居圭一郎は、東京オリンピックの金メダルペア、王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)を相手に第1ゲームを奪ったものの、続く第2、3ゲームを落として逆転負けを喫した。金子真大/久保田友之祐は、デンマークのトップペア・アストルップ/ラスムセンに0-2で屈している。
女子ダブルスは、松本麻佑/櫻本絢子(上写真・左)がインドネシアの若手ペアを2-0で退けて2回戦進出。混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗がマレーシアペアをファイナルゲーム16本で下したものの、山下恭平/篠谷菜留はインドネシアペアに1-2で敗れている。
17日に行なわれた1回戦の結果、18日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(11月17日)
西本拳太●0〔16−21、16−21〕②アンダース・アントンセン(デンマーク)50分
▼2回戦(11月18日)
桃田賢斗 – ラクシャ・セン(インド)
渡邉航貴 – 伍家朗(香港)
【女子シングルス】
▼1回戦(11月17日)
髙橋沙也加②〔21−18、11−21、22−20〕1●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)56分
川上紗恵奈②〔16−21、21−19、21−15〕1●ブサナン・ンバルンパン(タイ)67分
髙橋明日香●0〔15−21、10−21〕②ラチャノック・インタノン(タイ)35分
▼2回戦(11月18日)
大堀彩 – ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
髙橋沙也加 – イボンヌ・リー(ドイツ)
山口茜 – 金ガユン(韓国)
川上紗恵奈 – イェオ・ジャミン(シンガポール)
【男子ダブルス】
▼1回戦(11月17日)
古賀輝/齋藤太一○〔11−10、キケン〕●ラムスフス/ザイデル(ドイツ)8分
竹内義憲/松居圭一郎●1〔21−18、12−21、12−21〕②王齊麟/李洋(台湾)55分
小野寺雅之/岡村洋輝●1〔21−19、23−25、19−21〕②キッティヌポン/スパク(タイ)75分
金子真大/久保田友之祐●0〔10−21、15−21〕②アストルップ/ラスムセン(デンマーク)35分
保木卓朗/小林優吾②〔21−17、21−12〕0●アルジュン/カピラ(インド)39分
▼2回戦(11月18日)
保木卓朗/小林優吾 – セティアワン/アッサン(インドネシア)
古賀輝/齋藤太一 – クスマワルダナ/ラムビタン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(11月17日)
松本麻佑/櫻本絢子②〔22−20、21−19〕0●マルワー/シャイカー(インドネシア)56分
▼2回戦(11月18日)
志田千陽/松山奈未 – ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)
櫻本絢子/松本麻佑 – プティタ/サプシリー(タイ)
星千智/松田蒼 – スミス/バーチ(イングランド)
【混合ダブルス】
▼1回戦(11月17日)
渡辺勇大/東野有紗②〔21−10、12−21、21−16〕1●タンKM/ライPJ(マレーシア)61分
山下恭平/篠谷菜留●1〔11−21、21−12、16−21〕②マウラナ/バンダソ(インドネシア)59分
▼2回戦(11月18日)
渡辺勇大/東野有紗 − マウラナ/バンダソ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO