11月16日にBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(バリ/Super750)が開幕した。大会初日は各種目1回戦の半分を消化。日本からはA・B代表が出場し、初戦突破をねらって熱戦を繰り広げた。
男子シングルスは、桃田賢斗、常山幹太、渡邉航貴(上写真)の3選手が登場。桃田は地元インドネシアのベテラン、トミー・スギアルトを2-0で撃破。なんなく2回戦に駒を進めた。渡邉は、タイの若手エース、カンタフォン・ワンチョレンに対し、第1ゲームを12本、続く第2ゲームも14本に抑えてストレート勝ち。2回戦進出を決めている。10月のフランスOP(Super750)優勝を果たした常山は、インド期待のホープ、ラクシャ・セン(インド)に敗戦。ファイナルゲームにもつれた戦いを、最後は17-21で落とし1回戦で姿を消している。
女子シングルスは山口茜、大堀彩(上写真)の2選手が、それぞれ2-0で勝利。女子ダブルスでは、11月上旬に開催されたハイロOP(Super500/ドイツ)を制した星千智/松田蒼が、タイペアを下して2回戦へ勝ち進んだ。
一方、ハイロOP準優勝の中西貴映/岩永鈴は、韓国ペアに敗れ初戦突破はならず。混合ダブルスは、金子祐樹/松友美佐紀がタイのエース、デチャポル/サプシリーに0-2で敗戦。西川裕次郎/尾﨑沙織は途中キケンで敗れている。
16日に行なわれた1回戦の結果、17日に対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(11月16日)
桃田賢斗②〔21−12、21−16〕0●トミー・スギアルト(インドネシア)44分
常山幹太●1〔17−21、21−18、17−21〕②ラクシャ・セン(インド)68分
渡邉航貴②〔21−12、21−14〕0●カンタフォン・ワンチョレン(タイ)46分
▼1回戦(11月17日)
西本拳太 – アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(11月16日)
山口茜②〔21−12、21−14〕0●ルセリ・ハルタワン(インドネシア)30分
大堀彩②〔21−15、21−10〕0●リアンネ・タン(ベルギー)34分
▼1回戦(11月17日)
髙橋沙也加 – グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
川上紗恵奈 – ブサナン・ンバルンパン(タイ)
髙橋明日香 – ラチャノック・インタノン(タイ)
【女子ダブルス】
▼1回戦(11月16日)
星千智/松田蒼②〔14−21、21−19、21−19〕1●ベンヤパ/ヌンタカム(タイ)71分
中西貴映/岩永鈴●0〔22−24、14−21〕②ジョン・ナユン/キム・ヘジョン(韓国)63分
▼1回戦(11月17日)
松本麻佑/櫻本絢子 − マルワー/シャイカー(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼1回戦(11月16日)
金子祐樹/松友美佐紀●0〔12−21、15−21〕②デチャポル/サプシリー(タイ)30分
西川裕次郎/尾﨑沙織●〔2−5、キケン〕②ホーPR/チアYS(マレーシア)2分
▼1回戦(11月17日)
渡辺勇大/東野有紗 – タンKM/ライPJ(マレーシア)
山下恭平/篠谷菜留 – マウラナ/バンダソ(インドネシア)
【男子ダブルス】
▼1回戦(11月17日)
古賀輝/齋藤太一 – ラムスフス/ザイデル(ドイツ)
竹内義憲/松居圭一郎 – 王齊麟/李洋(台湾)
小野寺雅之/岡村洋輝 – キッティヌポン/スパク(タイ)
金子真大/久保田友之祐 – アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
保木卓朗/小林優吾 – アルジュン/カピラ(インド)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO