【富岡・ふたばオープン】U15男子単は川野が澤田を破ってV! 女子単は1年生の溝尾が頂点に!

全日本ジュニア選手権の中止を受け、指導者たちが中心となってジュニア選手の実戦の場として準備した『富岡・ふたばオープン2021 全日本ジュニアバドミントンフェスティバル』が、11月13日、14日の2日間、福島県で開催。大会最終日の14日は、ふたば未来学園アリーナでU15男女シングルス(小学6年~中学2年生)の4回戦から決勝、U17男女シングルス(中学3年生、高校1年生)の3回戦から決勝までが行なわれた。ここでは、U15男女シングルスのダイジェストをお伝えする。

13日 U17男女ダブルスダイジェスト

13日 フォトギャラリー  富岡会場ふたば未来会場

14日 U17男女シングルスダイジェスト U15男女シングルスダイジェスト

14日 フォトギャラリー 

【U15男子シングルス】

98ドローで争われたU15男子シングルス。8月の全国中学校大会で優勝した澤田修志(埼玉栄中2年)が出場し、第1シードから頂点をめざした。だが、それを阻止したのが、ふたば未来学園中2年の川野寿真だ。準決勝を2-1と苦しみながら勝利した澤田に対し、前日から快勝を続けて決勝に進んだ川野が勢いよく攻め立てる。第1ゲームを22-20で奪うと、第2ゲームは澤田を21-12と突き放して勝利。小学生時代の全国大会では3位が最高成績だった川野が、うれしい優勝をつかみ取った。

優勝候補を決勝で破って頂点に立った川野寿真(ふたば未来学園中)
澤田修志(埼玉栄中)は全中に続く優勝ならず。悔しい準優勝となった

【U15男子シングルス・結果(14日)】※準々決勝以降の結果を掲載

▼準々決勝

澤田修志(埼玉)②〔21-18、21-7〕0●吉次和義(長崎)

山城政人(福島)②〔16-21、21-6、21-10〕1●芳賀彪汰(福島)

安田 翔(香川)②〔21-13、18-21、21-10〕1●山脇弘奨(愛知)

川野寿真(福島)②〔21-13、21-19〕0●増田 遥(福島)

▼準決勝

澤田修志②〔21-16、15-21、21-16〕1●山城政人

川野寿真②〔21-11、21-13〕0●安田 翔

▼決勝

川野寿真②〔22-20、21-12〕0●澤田修志

【U15女子シングルス】

今大会最多の101人が出場したU15女子シングルス。その頂点に立ったのは、ふたば未来学園中の1年生・溝尾花奈だった。準々決勝で第1シードの神尾朱理(四天王寺中2年)を21-19、23-21のストレートで打ち破ると、準決勝では東谷悠妃(青森山田中2年)を2-0で撃破。決勝は、第2シードの白川菜結(蘇我中2年)を相手に第1ゲームを12本で失ったが、諦めずに強気に攻めていき、16本、11本の逆転勝ちで優勝を飾った。

優勝を果たした溝尾花奈(ふたば未来学園中)。持ち味の攻撃力を発揮して、U16ジュニアナショナルメンバーの2年生を次々と破った
第2シードからストレート勝ちを重ねて決勝に進出した白川菜結(蘇我中)

【U15女子シングルス・結果(14日)】※準々決勝以降の結果を掲載

▼準々決勝

溝尾花奈(福島)②〔21-19、23-21〕0●神尾朱理(大阪)

東谷悠妃(青森)②〔21-13、21-17〕0●文元日菜(山口)

大石夢陽(福島)②〔14-21、21-16、21-13〕1●平田涼(福島)

白川菜結(千葉)②〔21-4、21-16〕0●浅野真央(青森)

▼準決勝

溝尾花奈②〔21-13、21-17〕0●東谷悠妃

白川菜結②〔21-19、22-20〕0●大石夢陽

▼決勝

溝尾花奈②〔12-21、21-16、21-11〕1●白川菜結

 

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/黒崎雅久

投稿日:2021/11/15

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