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【全日本女子ジュニアオープン】1年生の石岡空来が頂点に!<シングルス>

全日本ジュニア選手権の代替大会として企画された『~START FROM TOHOKU 2021~ 全日本女子ジュニアオープン』(青森県・スポカルイン黒石)は大会2日目、各種目の準決勝・決勝と順位決定戦が行なわれた。ここでは、石岡空来(ふたば未来学園高1年)が頂点に立ったシングルスのダイジェストをお伝えする。

初日(5日) ダイジェストフォトギャラリー

2日目(6日) ダイジェストフォトギャラリー

最終日 ダブルスダイジェストフォトギャラリー

【ダイジェスト】

ダブルスの決勝後に始まったシングルスの準決勝。その2試合の対戦カードは、どちらも青森山田高VSふたば未来学園高。ライバル校同士が決勝進出をかけて火花を散らした。

まず、決勝への切符を手にしたのは、ふたば未来の1年生・須藤海妃。ダブルスで優勝を飾った青森山田のエース・石川心菜との勝負は、第1ゲームを23-21で奪うと、第2ゲームは中盤からに抜け出して勝利。ねばり強い石川に対して得意のカットでノータッチを奪うなど、高いテクニックを披露した。

今夏のインターハイでベスト8入りした須藤海妃が決勝進出

一方、石岡空来(ふたば未来高)VS岩戸和音(青森山田高)の対決はファイナル勝負に。第1ゲームはスピードを上げて攻めた岩戸が12本で奪ったが、ここから石岡が逆襲。我慢強いラリーからポイントを重ねて第2ゲームを21-19で制すると、ファイナルゲームは後半になるにつれて動きのキレが増していき、わずか13本に抑えて勝利を決めた。

決勝は、その石岡が躍動する。手の内を知る須藤との勝負とあってタフな展開が予想されたが、序盤からエンジン全開の石岡が第1ゲームを13本で先取。すると第2ゲームも勢いは止まらず、そのままペースを握ってストレート勝ちでの優勝を決めた。

持ち前の我慢強さと気迫のプレーで次々とラリーを制した石岡が頂点に

【優勝者コメント】

石岡空来(ふたば未来学園)

「今回は、今まで練習してきたことを出しきる大会にしたいと思っていました。高校生はフィジカルが強くないと勝てないので、体力や体幹を鍛えるトレーニングを自主練でやってきました。それが無駄にならなかったことが一番うれしいです。決勝は、(順位決定戦の)ダブルスを含めて今日4試合目。体がきつくて足が動かないかなと思いましたが、やってきたことに自信があったので、一本一本を楽しもうという気持ちでできました。苦しい時でも自分のプレーを貫けたのはよかったですし、(優勝は)少し自信になります。でも、まだまだ足りません。また一から頑張って、まずは選抜の3種目出場、そして3冠をめざして頑張りたいです」

【シングルス結果(7日)】

■準決勝

石岡空来(ふたば未来高①)②〔12-21、21-19、21-13〕1●岩戸和音(青森山田高①)

須藤海妃(ふたば未来高①)②〔23-21、21-17〕0●石川心菜(青森山田高②)

■決勝

石岡空来②〔21-13、21-13〕0●須藤海妃

■3位決定戦

石川心菜②〔21-9、21-13〕0●岩戸和音

準優勝:須藤海妃(ふたば未来高①)
3位:石川心菜(青森山田高②)

 

4位:岩戸和音(青森山田高①)

※大会の熱戦の模様は、11月22日(月)発売の『バドミントン・マガジン』12月号でも紹介します!

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/川口洋邦

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