【全日本女子ジュニアオープン】青森山田高の石川心菜と岩戸和音が2種目で最終日へ!<シングルス>

全日本ジュニア選手権の代替大会として企画された『~START FROM TOHOKU 2021~ 全日本女子ジュニアオープン』(青森県・スポカルイン黒石)は大会2日目、シングルスの試合が行なわれた。

初日(5日) ダイジェストフォトギャラリー

2日目(6日) フォトギャラリー

中学3年生から高校2年生までの48名が出場したシングルス。試合はダブルス同様、AからPの16のグループに分かれて予選リーグを実施。各リーグの1位が決勝トーナメントに進出した。この日は決勝トーナメントの準々決勝までを行ない、ベスト4が出そろった。

地元の青森山田高からは、2年生の石川心菜(写真)と1年生の岩戸和音が最終日へと駒を進めた。石川は決勝T1回戦、準々決勝ともにファイナル勝負にもつれたが、これをねばり強く制してベスト4入り。一方の岩戸は、1回戦で全中女王の宮崎友花(柳井中3年)をストレートで破ると、準々決勝は四天王寺高2年の古根川美桜に快勝。石川と岩戸はダブルスでも準決勝進出を果たしており、2種目制覇に期待がかかる。

2冠をめざす青森山田高の1年生・岩戸和音

その岩戸と準決勝で対戦するのが、ふたば未来学園の石岡空来だ。石岡は決勝Tの2試合を危なげなく突破。中学2年時の全中では準々決勝で対決し、石岡に軍配が上がったが、今回の勝負の行方はいかに。注目の一戦となりそうだ。ふたば未来からは、今夏のインターハイで1年生ながらベスト8に入った須藤海妃もベスト4入り。準々決勝では、ジュニアナショナルメンバーの金廣真季(柳井商工高2年)をファイナルゲームの接戦の末に打ち破った。このまま勢いに乗り、頂点に立つ可能性も十分にある。

1年生優勝をねらう石岡空来(ふたば未来学園高)
ふたば未来学園高から石岡とともにベスト4入りを果たした須藤海妃

決勝Tの結果は以下の通り。大会最終日の7日は、決勝Tの準決勝・決勝と、順位決定戦が行なわれる。試合開始は9時の予定。

【決勝トーナメント結果(6日)】※丸数字は学年

■1回戦

小林優花(青森山田高②) 2-0 伊藤結衣(青森山田高①)

石岡空来(ふたば未来高①) 2-0 相本珠杏(柳井商工高②)

岩戸和音(青森山田高①) 2-0 宮崎友花(柳井中③)

古根川美桜(四天王寺高②) 2-0 遠藤心夏(青森山田高②)

笹原愛夏(青森山田高②) 2-1 岩城杏奈(四天王寺高②)

石川心菜(青森山田高②) 2-1 山北奈緒(ふたば未来高①)

金廣真季(柳井商工②) 2-0 玉木亜弥(四天王寺中③)

須藤海妃(ふたば未来高①) 2-0 曽雌玲那(青森山田高①)

■準々決勝

石岡空来 ②〔21-14、21-12〕0●小林優花

岩戸和音 ②〔21-14、21-13〕0●古根川美桜

石川心菜 ②〔21-13、20-22、21-16〕1●笹原愛夏

須藤海妃 ②〔17-21、21-19、21-13〕1●金廣真季

■準決勝の対戦カード(7日)

石岡空来 - 岩戸和音

石川心菜 - 須藤海妃

※大会の熱戦の模様は、11月22日(月)発売の『バドミントン・マガジン』12月号でも紹介します!

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/川口洋邦

投稿日:2021/11/06
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