11月2日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。ここでは男女ダブルス、混合ダブルスのランキングについて紹介する。
【男子ダブルス】
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上位陣に大きな変動なく、ギデオン/スカムルヨ(上写真・左)、セティアワン/アッサンと、インドネシアの2ペアが10万ポイント超えで1、2位をキープ。
フランスOPベスト8の保木卓朗/小林優吾は、1ランクアップの11位。10位の催率圭(チェ・ソルギュ)/徐承宰(ソ・スンジェ/韓国)とのポイント差はわずかで、ベスト10圏内は目前だ。すでに代表引退を表明している遠藤大由/渡辺勇大(5位)、園田啓悟/嘉村健士(6位)との差はまだ開いているが、着実にポイントを重ねて、さらなる高みをめざしたい。
B代表は、ベルギー国際(IC)ベスト8のポイントを加えた金子真大/久保田友之祐が、2ランクアップの59位。3ランクダウンした小野寺雅之/岡村洋輝(60位)を抜いたが、その差は70ポイント。同世代のライバルが競い合う展開が続きそうだ。
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花、陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が10万ポイント超えで1、2位をキープ。
松本麻佑/永原和可那が1ランクダウンの5位となり、フランスOP準優勝の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)と入れ替わった。同大会ベスト4の志田千陽/松山奈未は、前週と変わらずに9位に留まっている。
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B代表は、ベルギー国際優勝の中西貴映/岩永鈴が、6ランクアップの60位。星千智/松田蒼も6ランクアップの68位と、それぞれ順位を上げている。
【混合ダブルス】
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上位陣は変わらず。中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)、王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)、デチャポル/サプシリー(タイ)が10万ポイント超えで1、2、3位をキープ。4位の渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗は、フランスOP優勝のポイントを加え、激しく追う展開。日本勢2番手の金子祐樹/松友美佐紀は17位と順位は変わっていない。
B代表は、ベルギー国際ベスト4の山下恭平/篠谷菜留が10ランクアップの74位、優勝した緑川大輝/齋藤夏が18ランクアップの81位、ベスト8の西川裕次郎/尾﨑沙織が21ランクアップの117位。それぞれポイントを重ねて一気に順位を上げている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO