10月28日に行なわれたBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
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この日好調だったのは男子シングルス勢。桃田賢斗(上写真)は、世界ランキング12位のラスムス・ゲンケ(デンマーク)との試合を、19本、18本で制して準々決勝に進出。連戦で疲れが残る中、しっかり勝ち星を手にした。常山幹太は香港のエース格の伍家朗(ン・カロン/香港)に2-0で勝利。西本拳太もインド選手を12本、9本で下し、ベスト8入りを決めている。
女子シングルスは、山口茜がロシアのエフゲニア・コセツカヤと対戦。第1ゲーム17本で制した後の第2ゲームは、お互いにポイントを奪い合う接戦に。山口が20-17で先にマッチポイントを握ったが、相手もねばり強さをみせて20オール。苦しい展開となったが、最後は意地をみせた山口が22-20で逃げきってベスト8入りを決めた。髙橋沙也加と大堀彩との日本人対決は、髙橋沙に軍配。山口とともに準々決勝に駒を進めている。
女子ダブルスは福島由紀/東野有紗がデンマークペアを下したほか、志田千陽/松山奈未もスウェーデンペアに勝利。混合ダブルスの渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗も白星を手にしたが、マレーシアのチャン・ペンスン/ゴー・リューインと対戦した金子祐樹/松友美佐紀は、0-2のストレート負けを喫している。
前週のデンマークOP・男子ダブルスを制して勢いに乗る保木卓朗/小林優吾は、イングランドのレーン/ベンディに対して2-0のストレート勝利を飾り、準々決勝に進出を決めた。古賀/齋藤は、韓国のベテランペアと対戦したが、15本、14本に抑えられてベスト8入りを逃している。
28日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月28日)
桃田賢斗②〔21−19、21−18〕0●ラスムス・ゲンケ(デンマーク)66分
常山幹太②〔21−9、21−12〕0●伍家朗(香港)39分
西本拳太②〔21−12、21−9〕0●ソウラブ・ベルマ(インド)37分
▼準々決勝(10月29日)
西本拳太 – 周天成(台湾)
許侊熙(韓国) − ラクシャ・セン(インド)
常山幹太 − 李卓耀(香港)
【女子シングルス】
▼2回戦(10月28日)
山口茜②〔21−17、22−20〕0●エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)29分
髙橋沙也加②〔21−12、21−11〕0●大堀彩32分
▼準々決勝(10月29日)
山口茜 – ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
アン・セヨン(韓国) − イェオ・ジャミン(シンガポール)
髙橋沙也加 – ラチャノック・インタノン(タイ)
ブサナン・ンバルンパン(タイ) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
【男子ダブルス】
▼2回戦(10月28日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−12、21−17〕0●レーン/ベンディ(イングランド)39分
古賀輝/齋藤太一●0〔15−21、14−21〕②高成炫/申白喆(韓国)40分
▼準々決勝(10月29日)
保木卓朗/小林優吾 − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
高成炫/申白喆(韓国) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
シェティ/ランキレッディ(インド) − A・チア/ソー・WY(マレーシア)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − テオEY/オンYS(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月28日)
福島由紀/東野有紗②〔21−12、21−7〕0●トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)37分
志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−16〕0●マグヌソン/ニスタッド(スウェーデン)32分
▼準々決勝(10月29日)
志田千陽/松山奈未 − スミス/バーチ(イングランド)
李紹希/申昇瓚(韓国) − G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
福島由紀/東野有紗 − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
ラマダハンティ/スギアルト(インドネシア) − 金昭英/孔熙容(韓国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(10月28日)
渡辺勇大/東野有紗②〔21−16、21−18〕0●フー/チアー(マレーシア)35分
金子祐樹/松友美佐紀●0〔19−21、14−21〕②チャンPS/ゴーLY(マレーシア)40分
▼準々決勝(10月29日)
鄧俊文/謝影雪(香港) − ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)
スパク/スピッサラ(タイ) − クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
渡辺勇大/東野有紗 – チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
デチャポル/サプシリー(タイ) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO