10月23日にBWFワールドツアー・デンマークOP（オデンセ／SUPER1000）5日目は、各種目の準決勝が行なわれた。
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混合ダブルス準決勝に登場した渡辺勇大／東野有紗（上写真・右）は、東京オリンピックの準決勝で敗れた王懿律（ワン・イーリュ）／黄東萍（ファン・ドンピン）と激突。3カ月前のリベンジに挑んだ渡辺／東野は、第1ゲームを16-21で失う展開に。しかし、第2ゲームはリードを保ちながら試合を進めて21-17で取り返すと、ファイナルゲームも16オールの接戦を先に抜け出して21-17で勝利。苦しい戦いを見事制して、決勝進出を決めた。
女子シングルスの山口茜（上写真）は、中国の何冰嬌（へ・ビンジャオ）との勝負。攻撃的な相手に対して山口が第1ゲーム23-21で先制すると、第2ゲームも後半の激しい点の奪いを山口がモノにし22-20。強敵を2-0のストレートで下した山口が、決勝の切符を手にした。
男子ダブルスは保木卓朗（上写真・手前）／小林優吾が、ラムスフス／ザイデル（ドイツ）とのファイナルゲームにもつれた熱戦を制して準決勝を突破。ワールドツアー上位大会では、久々となる決勝進出を決めている。男子シングルスの桃田賢斗は、インドネシアのベテラン、トミー・スギアルトを7本、12本に抑えて快勝。決勝では東京オリンピック・金メダリストのビクター・アクセルセン（デンマーク）と、優勝をかけて激突する。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝（23日）
桃田賢斗②〔21−7、21−12〕０●トミー・スギアルト（インドネシア）38分
ビクター・アクセルセン（デンマーク）②〔21−9、21−11〕０●李卓耀（香港）34分
▼決勝
桃田賢斗 – ビクター・アクセルセン
【女子シングルス】
▼準決勝（23日）
山口茜②〔23−21、22−20〕０●何冰嬌（中国）51分
アン・セヨン（韓国）②〔21−13、12−21、21−16〕１●カースティ・ギルモア（スコットランド）56分
▼決勝
山口茜 – アン・セヨン
【男子ダブルス】
▼準決勝（23日）
アストルップ／ラスムセン（デンマーク）②〔21−11、19−21、21−18〕１●ゴーSF／N・イズッディン（マレーシア）58分
保木卓朗／小林優吾②〔20−22、21−18、21−16〕１●ラムスフス／ザイデル（ドイツ）69分
▼決勝
保木卓朗／小林優吾 – アストルップ／ラスムセン
【女子ダブルス】
▼準決勝（23日）
黄東萍／鄭雨（中国）②〔21−10、21−15〕０●ジョンコパン／ラウィンダ（タイ）39分
李紹希／申昇瓚（韓国）②〔16−21、21−18、21−16〕１●金昭英／孔熙容（韓国）83分
▼決勝
黄東萍／鄭雨 – 李紹希／申昇瓚
【混合ダブルス】
▼準決勝（23日）
渡辺勇大／東野有紗②〔16−21、21−17、21−17〕１●王懿律／黄東萍（中国）63分
デチャポル／サプシリー（タイ）②〔16−21、21−17、22−20〕１●ジョルダン／オクタビアンティ（インドネシア）65分
▼決勝
渡辺勇大／東野有紗 – デチャポル／サプシリー
文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO
