10月19日にBWFワールドツアー・デンマークOP(オデンセ/SUPER1000)が開幕。ワールドツアーS500以上では、3月の全英OP(S1000)以来となる大会に日本代表が参戦した。
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大会初日、日本からは男子シングルスの桃田賢斗(上写真)、常山幹太、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗、金子祐樹/松友美佐紀が登場。第1シードの桃田はフランスの若手、トマ・ジュニア・ポポフに対して、第1ゲームを12本、第2ゲームも15本に抑えて2-0で勝利。2回戦に駒を進めた。韓国のエース・許侊熙(ホ・クァンヒ)と対戦した常山も、ファイナル勝負にもつれた戦いを制し、1回戦を突破している。
ペアとしてはスディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)以来の試合となった渡辺(手前)/東野は、インドネシアの若手ペアを21-11、21-16で退けて2回戦に進出。30分の速攻劇で、五輪銅メダリストの貫禄を示した。金子/松友もインドネシアの若手ペアと対戦したが、こちらはファイナルゲーム19本で敗戦。初戦突破はならなかった。
このほか、海外勢では、中国のユーバー杯&スディルマン杯優勝に貢献した女子ダブルスの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)が途中キケン。トマス杯で活躍したタイの男子シングルス、カンタフォン・ワンチョレン、クンラビット・ビティサランの2人も0-2で敗戦している。
日本選手の初日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月19日)
桃田賢斗②〔21−12、21−15〕0●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)43分
常山幹太②〔21−23、21−14、21−18〕1●許侊熙(韓国)75分
▼1回戦(10月20日)
西本拳太 – 伍家朗(香港)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月19日)
渡辺勇大/東野有紗②〔21−11、21−16〕0●マウラナ/バンダソ(インドネシア)30分
金子祐樹/松友美佐紀●1〔21−15、12−21、19−21〕②リバルディ/メンタリ(インドネシア)50分
【女子シングルス】
▼1回戦(10月20日)
大堀彩 – サイナ・ネワール(インド)
髙橋沙也加 – 韓悦(中国)
山口茜 – リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月20日)
竹内義憲/松居圭一郎 – 古賀輝/齋藤太一
保木卓朗/小林優吾 – 譚強/何濟庭(中国)
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月20日)
福島由紀/東野有紗 – ラマダハンティ/スギアルト(インドネシア)
志田千陽/松山奈未 – ファン・デル・アール/チルトセントーノ/ファン・デル・アール(オランダ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO