10月14日に開催された世界国・地域別男女対抗戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)6日目は、トマス杯の予選リーグとユーバー杯の決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。
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【ユーバー杯】
男子のトマス杯より1日早く行なわれたユ杯の準々決勝。第1シードの日本はインドと対戦し、3-0で快勝。ベスト4一番乗りを決めた。
上位候補の中国、韓国は、それぞれ3-0で勝利。中国は東京五輪・金メダリストの陳雨菲(チェン・ユーフェイ/上写真)、銀メダルの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)らが白星をつかみ準決勝に進んだ。韓国もアン・セヨン、李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)らトップランカーが順当に勝ち星をつかみ、準々決勝を突破している。
タイとインドネシアの勝負は接戦に。第1シングルスはポンパウィ・チョチュウォン(上写真)が、インドネシアのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュンとのエース対決を制したが、第1ダブルスは五輪金メダリストのポリイ/ラハユが92分の熱戦に勝って1-1に戻した。
勝負所となった第2シングルスは、タイのブサナン・ンバルンパンが2-0で制して王手をかけたが、インドネシアが再び意地を見せ、第2ダブルスを取り返す。2-2となった勝負の行方は第3シングルスに委ねられると、タイのピッタヤポン・チャイワンが第1ゲームを25-23で先制。第2ゲームは8本に封じ、タイが3-2でインドネシアを撃破。前回に続き準決勝進出を決めた。
■決勝トーナメント
▼準々決勝(14日の結果)
日本(A組1位)3−0 インド(B組2位)
韓国(C組1位)3−0 デンマーク(D組2位)
タイ(B組1位)3−2 インドネシア(A組2位)
中国(D組1位)3−0 台湾(C組2位)
▼準決勝(15日の対戦カード)
日本 − 韓国
中国 − タイ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO