10月14日に開催された世界国・地域別男女対抗戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)6日目は、トマス杯の予選リーグとユーバー杯の決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。
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【トマス杯】
初戦のカナダ戦を4-1で勝利した日本は、予選リーグ最終戦・マレーシアとの勝負に挑む。第1シングルスは桃田賢斗(上写真)とリー・ジジャのエース対決。スディルマン杯では1勝1敗の結果に終わった両者の戦いは、第1ゲームをリー・ジジャ、第2ゲームを桃田が奪ってファイナルゲームに突入。お互い主導権を譲らない熱戦は20オールとなったが、最後は桃田が2連取して23−21。80分の長丁場となった試合をモノにし、日本が先制ポイントをつかむ。
続く第1ダブルスも、スディルマン杯で1勝1敗だった保木卓朗/小林優吾とA・チア/ソー・WYの戦い。ここでは日本ペアが試合を優位に進め、保木/小林が13本、13本で勝ち星を奪うと、初戦のカナダ戦で苦杯を喫している常山幹太もマレーシアの若手選手を2-0のストレートで退けた。
3-0でチームの勝利を確定させた日本は、続く第2ダブルスの古賀輝/渡辺勇大が白星をつかんだものの、西本拳太は0-2で敗戦。マレーシアを4-1で下した日本が、予選リーグ1位で決勝トーナメント進出を決めた。
試合後に行なわれたトマス杯の決勝トーナメント・組み合わせ抽選会では、日本が準々決勝で韓国と対戦することが決定。韓国に勝てば準決勝で中国とタイの勝者と激突する。
14日のトマス杯の結果は以下の通り。
■予選リーグ(14日の結果)
▼グループD
日本(2勝)4−1 マレーシア(1勝1敗)
MS1桃田賢斗②〔15−21、21−12、23−21〕1●80分
MD1保木卓朗/小林優吾②〔21−13、21−13〕0●A・チア/ソー・WY37分
MS2常山幹太②〔22−20、21−13〕0●チェム・ジュンウェイ49分
MD2古賀輝/渡辺勇大②〔21−10、21−16〕0●ゴー/イズッディン39分
MS3西本拳太●0〔19−21、18−21〕②レオン・ジュンハオ51分
▼グループA
中国(3勝)4–1 インド(2勝1敗)
■決勝トーナメント(15日の対戦カード)
インドネシア(A組1位) − マレーシア(D組2位)
デンマーク(B組1位)− インド(C組2位)
中国(C組1位)− タイ(A組2位)
日本(D組1位) − 韓国(B組2位)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO