10月11日に開催された世界国・地域別男女対抗戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)3日目は、男女各予選リーグが行なわれた。
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【トマス杯】
11日の注目カードは、グループAのインドネシアVSタイの一戦。大会初日に台湾との熱戦を制したタイが、勢いそのままインドネシアにぶつかった。
出だしに好スタートをきったのはタイ。第1シングルスのカンタフォン・ワンチョレンが、インドネシアのWエース、アンソニー・S・ギンティンを大接戦の末に退ける。最終ゲームは25-23という僅差での勝利だった。
続く第1ダブルスは、インドネシアのギデオン/スカムルヨ(上写真・左)が白星をつかんだものの、タイのスパク/キッティヌポンも第1ゲームを先制するなど、シード国にプレッシャーをかける戦い。すると、その流れに第2シングルスのクンラビット・ビティサランが乗り、ジョナタン・クリスティを2-0で完封。21-10、21-14のスコアで貴重な白星を重ね、タイが金星獲得まであと1勝とした。
しかし、ここから伝統国が意地を見せる。第2ダブルスはインドネシアのアルディアント/アルフィアンが9本、12本で勝利。タイの勢いをしっかり断ち切ると、続くシェザ・ヘレン・ルスタビトがファイナルゲームを制して逆転に成功。背水の陣から3-2としたインドネシアがタイを下し、リーグ2勝目をつかんだ。
インドネシア、タイと同じA組の台湾は、アルジェリアを5-0で制してリーグ突破の可能性を残した。グループBは韓国、デンマークが白星。デンマークはトップバッターのビクター・アクセルセンが勝利を飾ったものの、第1ダブルス、第2シングルスがドイツに敗戦。地元Vをねらうデンマークが苦しい展開となったが、第2ダブルスのクリスチャンセン/ソガードが白星を奪い返して2-2のイーブンに戻すと、最後は第3シングルスのベテラン、H・K・ヴィテンフスが勝利。デンマークが辛勝でリーグ2つ目の白星を手にし、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
11日の結果は以下の通り。
■予選リーグ(11日の結果)
▼グループA
インドネシア(2勝)3−2 タイ(1勝1敗)
台湾(1勝1敗)5−0 アルジェリア(2敗)
▼グループB
韓国(2勝)4−1 フランス(2敗)
デンマーク(2勝)3−2 ドイツ(2敗)
■予選リーグ(12日の対戦カード)
▼グループC
中国(1勝) − オランダ(1敗)
インド(1勝)− タヒチ(1敗)
▼グループD
マレーシア(1勝)− カナダ(1敗)