10月11日に開催された世界国・地域別男女対抗戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)3日目は、男女各予選リーグが行なわれた。日本女子は予選リーグ第2戦でドイツと戦い、1試合も落とさずに5-0で快勝している。
ト杯ユ杯の記事一覧は こちら
日本の試合予定一覧は こちら
スディルマン杯の結果は こちら
▼放送予定
ユーバー杯連覇をねらう日本女子は、フランスに続きヨーロッパの強豪・ドイツと対戦。第1シングルスに登場した山口茜(上写真)は、東京五輪にも出場しているイボンヌ・リとの第1ゲームを21-17で先制する。続く第2ゲームは、終盤に離され16-20とされるも、「ファイナルゲームになることも考えていたけど、一本一本我慢して」という山口が猛追。引かずに押し込んで6連続ポイントを奪い、22-20で逆転勝利を飾った。
続いてコートに立ったのは、女子ダブルスの1番手を担う松友美佐紀(上写真・右)/福島由紀。2日前のフランス戦では相手ペアのケガで短い時間の出場となった2人だが、この日はしっかり2ゲームを戦い抜く。13本、8本で相手を圧倒し、日本が連勝で第2シングルスの髙橋沙也加につないだ。
すると、フランス戦からの連続出場となった髙橋沙が、21-9、21-10のストレート勝ちを収めて日本の勝利が確定。松本麻佑/松山奈未、髙橋明日香も危なげなく白星をつかみ、日本が5-0でリーグ戦2つ目の白星を獲得した。なお、同じグループAのインドネシアがフランスを下して2勝目を手にしたことで、日本とインドネシアの決勝トーナメント進出が確実に。日本の予選リーグ最終戦は、12日にインドネシアと1位通過をかけて激突する。
日本の結果は以下の通り。
■予選リーグ(11日の結果)
▼グループA
日本(2勝)5−0 ドイツ(2敗)
WS1山口茜②〔21−17、22−20〕0●イボンヌ・リ40分
WD1松友美佐紀/福島由紀②〔21−13、21−8〕0●エフラー/ロハウ32分
WS2髙橋沙也加②〔21−9、21−10〕0●アン・カスリン・スポーリ26分
WD2松本麻佑/松山奈未②〔21−15、21−15〕0●クースペルト/モスツェニスキ39分
WS3髙橋明日香②〔21−6、21−15〕0●アントニア・シャーラー31分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO