10月9日に開幕した世界国・地域別男女対抗戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)初日は、男女各予選リーグが行なわれた。
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【トマス杯】
インドネシア、タイ、台湾がひしめくトマス杯のグループAは、東京五輪の金メダルダブルスを擁する台湾と、若手とベテランの融合メンバーで挑むタイが激突。第1シングルスは周天成(チョウ・ティエンチェン)、第1ダブルスも金メダルコンビの王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)が白星を飾り、台湾が一気に優位に立った。しかし、ここからタイが逆襲。第2シングルスのクンラビット・ビティサランが勝利すると、その後は経験豊富な第2ダブルスのデチャポル(上写真・左)/キッティヌポンと、第3シングルスが連勝。逆転勝利を飾ったタイが台湾を制して1勝目を手にした。また、同じグループAのインドネシアは、アルジェリアを5-0で退けている。
グループBは地元・デンマークと韓国が勝利。デンマークはパリ五輪に向けて強化に励むフランスを5-0で制した。シングルスのビクター・アクセルセン、アンダース・アントンセン、ダブルスのアストルップ(上写真・左)/ラスムセンらが順当に白星をつかんだが、フランスも3試合でファイナルゲームに持ち込むなど、しぶとく戦った。ドイツと対戦した韓国は、第3シングルスを落としたものの4-1で勝利。手堅く1勝目を手にしている。
9日の予選リーグの結果は以下の通り。
■予選リーグ
▼グループA
タイ(1勝) 3−2 台湾(1敗)
インドネシア(1勝) 5–0 アルジェリア(1敗)
▼グループB
韓国(1勝)4–1 ドイツ(1敗)
デンマーク(1勝)5−0 フランス(1敗)
■予選リーグ(10日の対戦カード)
▼グループC
インド – オランダ
中国 – タヒチ
▼グループD
日本 – カナダ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO