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【スディルマン杯2021】日本はマレーシアに4-1で勝利!準々決勝は台湾と対戦!<5日目結果>

9月30日に開催された世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)5日目は、予選リーグ4試合が行なわれた。日本代表は予選リーグ最終戦でマレーシアと対戦。各種目の世界ランク上位のメンバーを起用して勝利をめざした。

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第1試合は男子ダブルスの保木卓朗(上写真・奥)/小林優吾が登場。東京五輪の銅メダリスト、アーロン・チア/ソー・ウィーイクとの勝負は、第1ゲームを先制されるも、第2ゲームを保木/小林が奪い返してファイナルゲームに突入。勝って日本に勢いをもたらしたかった保木/小林だが、12オールから先に抜け出したのがマレーシアペア。連続ポイントで離された保木/小林が16-21で落とし、チームの先制ポイントはマレーシアがつかんだ。

第2試合は女子シングルス。イングランド戦で勝利した山口茜が起用されると、マレーシアの若手選手を圧倒。第1ゲーム14本、第2ゲームも同じく14本で退けて1-1のイーブンに戻した。すると、第3試合の男子シングルスに出場した桃田賢斗も、さらに日本を勢いづかせる。3月の全英OPで敗れているリー・ジジャとの対戦だったが、第1ゲームを21-18で先制すると、続く第2ゲームはペースを完全掌握。序盤から7連続ポイントで引き離すと、そのまま相手の攻撃を封じて21-10で快勝。日本が2-1と逆転に成功する。

全英OPのリベンジを果たした桃田賢斗

これで流れをつかんだ日本は、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未が2-0で勝利。チームの勝利を確定させると、最後は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が貫禄を見せて16本、9本で快勝。日本が4-1でマレーシアを退けて、予選リーグ1位通過を決めた。

渡辺勇大(左)/東野有紗が最後の試合をしっかり制して日本が4-1で勝利

他の試合では、グループBの韓国VS台湾の勝負を、韓国が5-0で制して予選リーグ1位に。各リーグの決勝トーナメント進出チームが決まり、日本は準々決勝でグループB2位の台湾との対戦が決定。グループA1位の中国はデンマークと、グループBの韓国はタイ、グループCのインドネシアはマレーシアとの勝負が決定している。

9月30日の結果は以下の通り。

▼予選リーグ(9月30日)

【グループD】

イングランド(1勝2敗)5−0エジプト(3敗)

日本(3勝)4−1マレーシア(2勝1敗)

保木卓朗/小林優吾●1〔20−22、21−14、16−21〕②A・チア/ソー・WY67分

山口茜②〔21−14、21−14〕0●キソナ・サルバドライ32分

桃田賢斗②〔21−18、21−10〕0●リー・ジジャ47分

志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−17〕0●タン/ティナー50分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−16、21−9〕0●ホーPR/チアYS35分

【グループB】

韓国(3勝)5-0台湾(2勝1敗)

ドイツ(1勝2敗)5-0(3敗)

▼準々決勝(10月1日)

中国 ‐ デンマーク

韓国 ‐ タイ

台湾 ‐ 日本

マレーシア ‐ インドネシア

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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