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【スディルマン杯2021】接戦を制した中国、インドネシアが予選リーグ1位で決勝トーナメント進出!<4日目結果>

9月29日に開催された世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)4日目は、予選リーグ4試合が行なわれた。

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大会の模様は
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グループAは中国、タイがすでに2連勝を飾り、決勝トーナメント進出が確定。その2チームによる直接対決は、優勢と見られた中国が苦戦をしいられる。第1試合の男子ダブルスは、中国の若手ペア・譚強(タン・チャン)/何濟庭(へ・ジティン)が、タイのスパク/キッティヌポンに1-2で敗戦。女子シングルスの陳雨菲(チェン・ユーフェイ)が勝って1-1に戻したが、第3試合の男子シングルスのエース、石宇奇(シー・ユーチー/上写真)が、新鋭のクンラビット・ビティサランに17本、17本で屈した。

世界ジュニア優勝経験のあるクンラビット・ビティサランが中国のエース石宇奇から金星を奪った

予選リーグでまさかのリードを許した中国。しかし、残り2試合で王者の底力を発揮する。女子ダブルスと混合ダブルスは、東京五輪メダリストの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)、王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が、それぞれ白星をつかんで3-2で逆転。勢いのあるタイを下した前回王者が、リーグ1位で決勝トーナメントに進むことが決まった。

東京五輪金メダルの王懿律/黄東萍(左)がタイの混合複エースを退けて中国の勝利を引き寄せた

グループCはインドネシアとデンマークが激突。上位進出に向けて1位通過をねらいたい両チーム。第1試合の男子ダブルスは、インドネシアのギデオン/スカムルヨが2-0で快勝し、インドネシアが幸先の良いスタートをきった。

トップバッターの役割を果たしたインドネシアのギデオン(右)/スカムルヨ

しかし、この後のシングルス2本をつかんだのはデンマーク。女子シングルスのミア・ブリックフェルトがファイナル勝負の接戦をモノにすると、世界ランク3位のアンダース・アントンセンが、アンソニー・S・ギンティンを2-0のストレートで下す。アントンセンは東京五輪で敗れた相手にリベンジを果たし、デンマークを勢いづかせた。

男子シングルスを快勝したアントンセン

あと1勝で1位通過が決まるデンマークだったが、ここで意地を見せたのがインドネシア。女子ダブルスは東京五輪の金メダリスト・ポリイ/ラハユが17本、9本で2-2のイーブンに戻すと、混合ダブルスはジョルダン/オクタビアンティがデンマークの若手ペアを圧倒。3-2で逆転勝ちしたインドネシアが1位通過を決め、デンマークはリーグ2位で決勝トーナメントに進むことが決まった。

インドネシアのジョルダン(手前)/オクタビアンティが混合複を制してインドネシアの勝利が決まった

29日の結果は以下の通り。

▼予選リーグ(29日結果)

【グループA】

中国(3勝)3-2 タイ(2勝1敗)

インド(1勝2敗)4-1フィンランド(3敗)

※中国、タイが決勝トーナメント進出

【グループC】

インドネシア(3勝)3-2 デンマーク(2勝1敗)

ロシア(1勝2敗)5-0 カナダ(3敗)

※インドネシア、デンマークが決勝トーナメント進出

▼予選リーグ(30日の対戦カード)

【グループB】

台湾 ― 韓国

ドイツ ― タヒチ

【グループD】

日本 ― マレーシア

イングランド ― エジプト

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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