9月27日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)2日目は、予選リーグが行なわれた。グループDの日本は、初戦のエジプトを5-0で快勝。そのほかの強豪国も、順当に白星を手にしている。
結果・コメントの一覧は こちら
グループAに入っている前回優勝の中国は、インドを5-0で退けてリーグ2連勝。男子シングルスの石宇奇(シー・ユーチー/上写真)や女子シングルスの陳雨菲らが勝利し、リーグ突破を確実なものにした。同じくグループAのタイも、地元フィンランドを下して2つ目の白星を獲得。こちらも決勝トーナメント進出を決めている。
デンマーク、インドネシア、ロシアが入ったグループCは、デンマークがロシアに4-1で勝利。混合ダブルスはロシアが制したものの、それ以降は東京五輪男子シングルス金メダリスト・ビクター・アクセルセン(上写真)らがきっちり勝利をつかみ、チームの2勝目に貢献した。
インドネシアはカナダを相手に白星をつかんだものの、男子シングルスのジョナタン・クリスティが星を落とすなどして3-2での辛勝。デンマーク、インドネシアがともに2勝目を手にしたことから、残り1試合を残して決勝トーナメント進出を確定させている。
グループDで日本と同組にいるマレーシアとイングランドの試合は、マレーシアが3-2でイングランドを制し白星発進。イングランドは28日に日本と、マレーシアはエジプトと対戦する。
27日の結果は以下の通り。
▼予選リーグ(27日の結果)
【グループA】
中国(2勝)5-0 インド(2敗)
タイ(2勝)5-0 フィンランド(2敗)
【グループC】
デンマーク(2勝)4-1 ロシア(2敗)
インドネシア(2勝)3-2 カナダ(2敗)
【グループD】
日本(1勝)5-0 エジプト(1敗)
マレーシア(1勝)3-2 イングランド(1敗)
▼予選リーグ(27日の対戦カード)
【グループB】
台湾(1勝)− ドイツ(1敗)
韓国(1勝)− タヒチ(1敗)
【グループD】
日本(1勝) − イングランド(1敗)
マレーシア(1勝) − エジプト(1敗)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO