【東京五輪】陳雨菲がアン・セヨンを退けベスト4進出!<7日目レポート-2>

7月30日に開催された東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)7日目のデイセッションは、女子シングス準々決勝2試合と、混合ダブルス3位決定戦の3試合が行なわれた。女子シングルスは中国トップ2が準決勝に進出。混合ダブルスは日本の渡辺勇大/東野有紗が、同種目で初のメダルを獲得している。

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女子シングルスは、第1試合に登場した日本の奥原希望が、何冰嬌(へ・ビンジャオ/中国)に敗れて準々決勝敗退。その次の試合に行なわれたのが、中国のエース陳雨菲(チェン・ユーフェイ/上写真)と、韓国のアン・セヨンの対戦だ。試合は序盤から主導権を探り合う展開となったが、アン・セヨンが5-6から7連続ポイントで一気に先行。しかし、優勝候補の陳雨菲もすぐに追走し、5連続、4連続ポイントで逆転に成功すると、その後もペースを落とさなかった陳雨菲が、そのまま第1ゲームを奪取した。

第2ゲームに入ると、再びアン・セヨンが前半で7-3とリードをつくってみせたが、試合巧者の陳雨菲は焦らずにラリーを展開。スピード、球の緩急を巧みに操り14オールにすると、その後はアン・セヨンの攻撃をはね返しながら得点を重ね、21-19で勝利。陳雨菲が準決勝の切符をつかみとった。

3位決定戦が行なわれた混合ダブルスは、日本の渡辺勇大/東野有紗が銅メダルを獲得。香港初のメダルをねらった鄧俊文(タン・チュンマン)/謝影雪(ツェ・イエンスエット/上写真左)を、2-0のストレートで退け、歓喜の瞬間を迎えている。

7月30日のデイセッションの結果は以下の通り。

【女子シングルス】

▼準々決勝

何冰嬌(中国)②〔13−21、21−13、21−14〕1●奥原希望(日本)75分

陳雨菲(中国)②〔21−18、21−19〕0●アン・セヨン(韓国)64分

【混合ダブルス】

▼3位決定戦

渡辺勇大/東野有紗(日本)②〔21−17、23−21〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2021/07/30
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