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【東京五輪】「めざしているのは金メダル」 遠藤&渡辺は予選L1位通過で決勝トーナメントへ!<4日目レポート-1>

東京2020オリンピックのバドミントン競技。4日目の7月27日は、各種目の予選リーグが行なわれている。午前10時にスタートしたデイセッションでは、男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大、園田啓悟/嘉村健士、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花が予選リーグ最後の3試合目に臨んだ。

遠藤/渡辺は、過去の対戦成績2勝2敗のラスムセン/アストルップ(デンマーク)に勝利し、予選リーグの1位通過を決めた。21-14、21-12のストレートでの勝利だったが、「頭を使って苦労しながらプレーした。点差以上にタフな試合だった」と渡辺。しかし、そうした頭を使って、柔軟にプレーしていくところこそ、二人の真骨頂だろう。遠藤は「出だしから高いロブを使って、自分たち自身でそうしたプレーに慣れさせることができてよかった」と、手応えを語っている。

遠藤は、リオ五輪では、早川賢一とのペアで8強入りしたのに続き、東京でも8強入り。しかし、「勇大とのペアを組み始めたときから、リオ(での結果)を超えることをめざしてきたわけではなく、最初からめざしたのは金メダル」とキッパリ。明日28日は男子ダブルスの試合はないため、リラックスして29日の準々決勝に準備をするつもりだ。

遠藤/渡辺は、1位通過によりトーナメントでは予選リーグ2位との対戦が決まっている。

中国の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)と対戦した園田/嘉村、インドネシアのポリイ/ラハユと対戦した福島/廣田は敗れているが、それぞれ予選リーグ2位での決勝トーナメント進出を決めている。

日本勢の結果は以下の通り。

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士●0〔14-21、16-21〕②李俊慧/劉雨辰(中国)38分

遠藤大由/渡辺勇大②〔21-14、21-12〕0●ラスムセン/アストルップ(デンマーク)44分

【女子ダブルス】

福島由紀/廣田彩花●1〔22-24、21-13、8-21〕②ポリイ/ラハユ(インドネシア)84分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

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