7月25日に行なわれた東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)2日目は、各種目の予選リーグを実施。女子ダブルスに登場した松本麻佑/永原和可那は、ファイナルゲームにもつれた試合を制してリーグ戦2連勝を飾った。ここでは2人のコメントを紹介する。
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■女子ダブルス・予選リーグ(グループB)
結果:ツァイ/ホンデリッチ(カナダ)に2-1で勝利
松本 終始、あまり調子がよくなかったなというイメージがあります。昨日の試合で感覚をつかみきれなかったのもあり、出だしの感覚がよくなかった。最初はお互いに声かけも少なく、コンビネーションがよくなかったです。でも、2ゲーム目以降はしっかりラリーごとに声をかけ合いながら、作戦を話したり、気持ちを高めていくことができたと思います。
今日、初めてオリンピックの重みを肌で感じました。内容に納得はいっていませんが、最終的に勝ちにつなげられたこと、今日を乗り越えられたことをプラスにとらえて、次は自分たちの納得のいくプレーをできればいいなと思います。次の修正点にしたいです。
いろんな方々から連絡をいただく度に、オリンピックならではというか、いろんな人が見てくれているんだなというのをすごく感じます。なので、いろんな方々のためにも、もちろん自分のためにも、いい試合ができるように頑張っていきたいです。
永原 今日は最初から最後まで、緊張だったり、力が入ってしまって、自分たちらしいプレーが全然できませんでした。でも、その中でも今日できることでしっかり勝負しようと思って、自分たちらしいプレーではなかったけれど、2人で乗り越えて勝ちに結びつけられたのはよかったかなと思います。
オリンピックならではの緊張感というのをあらためて感じて、オリンピックでは、1回勝つことが本当に難しいんだなというのをすごく感じました。その中で、苦しい状況を乗り越えられたのはプラスになると思います。次以降は、自分たちの納得のいくようなプレーができたら。応援してくれている人たちのためにも、自分たちらしいプレーをして、勝ちを届けたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images