7月25日に開催された東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)2日目は、各種目予選リーグが行なわれた。日本勢は出場した選手・ペアがすべて白星をつかみ、決勝トーナメントに向けて大きく前進。また、ナイトセッションに出場した海外の強豪選手らもしっかり勝利を飾っている。
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桃田賢斗が順調に勝利を飾った男子シングルスは、今年3月の全英OP(Super1000)を制したマレーシアのホープ、リー・ジジャがリーグ初戦できっちり勝ち星をつかんだ。また、2019年世界選手権決勝で桃田と対戦したアンダース・アントンセン(デンマーク/上写真)も、ベトナムのベテラン選手を2-0で下し勝利を手にしている。
女子シングルスは、2013年の世界女王ラチャノック・インタノン(タイ)が白星発進を決めたほか、アメリカのベイウェン・ツァンも2-0で快勝。混合ダブルスはイギリスのスミス/バーチ、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン)がそれぞれ白星をつかんだ。
波乱があったデイセッションに比べ、ナイトセッションはシード選手・ペアらが順当に勝利。女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那がそれぞれ第1ゲームを失う苦しい展開となったが、後半は世界トップの意地を見せて逆転勝利をつかんでいる。
7月25日のナイトセッションの結果は以下の通り。
【男子シングルス】
桃田賢斗(日本)②〔21−12、21−9〕0●ティモシー・ラム(アメリカ)33分
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−5、21−11〕0●アーテム・ポチャタレフ(ウクライナ)26分
カンタフォン・ワンチョレン(タイ)②〔21−13、21−15〕0●カイ・シェーファー(ドイツ)54分
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−13、21−13〕0●グエン・ティエンミン(ベトナム)41分
【女子シングルス】
ベイウェン・ツァン(アメリカ)②〔21−12、21−7〕0●マリア・ウリティナ(ウクライナ)26分
ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−5、21−10〕0●ラウラ・サローシ(ハンガリー)30分
【男子ダブルス】
李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−14、21−13〕0●ラムスフス/ザイデル(ドイツ)32分
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花(日本)②〔17−21、21−15、21−8〕1●チョウMK/リーMY(マレーシア)79分
松本麻佑/永原和可那(日本)②〔14−21、21−19、21−18〕1●ツァイ/ホンデリッチ(カナダ)65分
【混合ダブルス】
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−7、21−3〕0●エルガマル/ハニー(エジプト)18分
渡辺勇大/東野有紗(日本)②〔21−7、21−15〕0●レオン/サマービル(オーストラリア)33分
エリス/スミス(イギリス)②〔21−13、21−19〕0●ハルバート・ユ/ウー(カナダ)36分
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images