【日本RC】各種目の第1シードが順当にベスト8進出!<大会2日目>

5月30日、国内のトップ選手で争う2021日本ランキングサーキット(埼玉・サイデン化学アリーナ)2日目(各種目2回戦)が行なわれた。無観客で実施されている今大会。白熱の戦いが繰り広げられた各種目の結果を、ダイジェストでお届けする。

【男子シングルス】

初日に試合がなかった古賀穂(NTT東日本/上写真)、五十嵐優(日本ユニシス)が登場。古賀は大学生の野田統馬(日本体育大)を2-0で下して準々決勝に進出。五十嵐は同じく大学生の緑川大輝(早稲田大)に、ファイナルゲーム13本で敗れて2回戦敗退となった。

日本B代表の奈良岡功大(IMG)、下農走(トナミ運輸)は、それぞれ2-0で勝利をつかみ2回戦を突破。シードの小野寺裕介(日本ユニシス)は牧野桂大(日立情報通信エンジニア)に20本、15本で敗戦した。今季から日本B代表に選ばれた秦野陸(トナミ運輸)は、元日本A代表の坂井一将(金沢学院クラブ)とファイナル勝負の接戦を演じたが、最後は15本で敗れベスト8入りを逃している。

1回戦で日本B代表を破った高橋洸士(トナミ運輸)が2回戦も勝利してベスト8進出

▼準々決勝(5月31日)

古賀穂(NTT東日本) − 高橋洸士(トナミ運輸)

下農走(トナミ運輸) − 牧野桂大(日立情報通信E)

緑川大輝(早稲田大) − 坂井一将(金沢学院クラブ)

大林拓真(早稲田大) − 奈良岡功大(IMG)

【女子シングルス】

初日にシード選手が敗れる波乱が多かった女子シングルス。大会2日目の2回戦は、日本A代表の髙橋明日香(ヨネックス/上写真)と、B代表の水井ひらり(NTT東日本)、川上紗恵奈(北都銀行)が勝利を飾り、ベスト8入りを決めた。

同じくB代表の下田菜都美(広島ガス)は、元日本A代表の佐藤冴香(ヨネックス)にストレート負け。初日の1回戦でシード選手を破った小西春七(丸杉Bluvic)、小方里羽(龍谷大)は2回戦を勝ち上がれず、準々決勝進出はならなかった。

初日に2019年世界ジュニア女王を下した中静朱里(NTT東日本)は、2回戦も難敵を相手に勝利。ベスト8入りを果たした

▼準々決勝(5月31日)

髙橋明日香(ヨネックス) − 古川佳奈(丸杉Bluvic)

佐藤冴香(ヨネックス) − 池内萌絵(七十七銀行)

水井ひらり(NTT東日本) − 中静朱里(NTT東日本)

川上紗恵奈(北都銀行) − 内山智尋(再春館製薬所)

【男子ダブルス】

上位候補の小野寺雅之(上写真左)/岡村洋輝(日本ユニシス)、竹内義憲/松居圭一郎、高野将斗/玉手勝輝(ともに日立情報通信E)らが2回戦を勝ち上がった。このほか、日本B代表の金子真大/久保田友之祐(トナミ運輸)、昨年の全日本総合ベスト8の井上拓斗/三橋健也(日本ユニシス)も準々決勝に進出している。

1回戦で難敵を下したトナミ運輸のルーキー・西田陽耶/目崎駿太郎は、2回戦で大学生の武井優太/遠藤彩斗(明治大)に18本17本で敗れ、ベスト8入りはならなかった。

日立情報通信Eの竹内義憲/松居圭一郎(写真左)は2回戦を18本11本で勝利

▼準々決勝(5月31日)

小野寺雅之/岡村洋輝(日本ユニシス) − 武井優太/遠藤彩斗(明治大)

金子真大/久保田友之祐(トナミ運輸) − 本田尚人/大関修平(大同特殊鋼)

竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信E) − 井上拓斗/三橋健也(日本ユニシス)

山下恭平/緑川大輝(NTT東日本/早稲田大) − 高野将斗/玉手勝輝(日立情報通信E)

【女子ダブルス】

星千智/松田蒼(上写真左)、中西貴映/岩永鈴(ともに日本ユニシス)の日本B代表が順当に2回戦を突破。シードの柏原みき/加藤美幸(ACT SAIKYO)も同僚との勝負を制してベスト8入りを決めている。

このほか、宮浦玲奈/保原彩夏(ヨネックス)が日本B代表の横山恵里香/矢﨑月子(山陰合同銀行)を15本18本で下して準々決勝に進出。篠谷菜留/鈴木陽向(NTT東日本)、小野菜保/福本真恵七(再春館製薬所)なども2回戦を突破している。

宮浦玲奈(写真右)/保原彩夏は日本B代表ペアを2-0のストレートで退けて2回戦を突破

▼準々決勝(5月31日)

星千智/松田蒼(日本ユニシス) − 篠谷菜留/鈴木陽向(NTT東日本)

小野菜保/福本真恵七(再春館製薬所) − 中西貴映/岩永鈴(日本ユニシス)

毛利未佳/重信萌夏(七十七銀行) − 川添麻依子/今井莉子(丸杉Bluvic)

宮浦玲奈/保原彩夏(ヨネックス) − 柏原みき/加藤美幸(ACT SAIKYO)

【混合ダブルス】

初日に試合がなかった日本B代表の山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)、緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)は、それぞれ2-0で勝利をつかみ準々決勝に進出。浦井唯行/清水望(丸杉/昭和電工マテリアルズ)と井上拓斗/松田蒼(日本ユニシス)の勝負は、2-0で制した浦井/清水に軍配があがった。

第1シードの西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本)は、相手ペアが棄権。これにより1、2回戦を戦わないままベスト8入りが決まった。

▼準々決勝(5月31日)

西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本) − 鈴木大裕/河崎綾佳(東北マークス/七十七銀行)

三橋健也/中西貴映(日本ユニシス) − 岡村洋輝/星千智(日本ユニシス)

緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO) − 荒井大輝/石橋麻美子(金沢学院クラブ/昭和電工マテリアルズ)

浦井唯行/清水望(丸杉/昭和電工マテリアルズ)− 山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2021/05/30
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