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【競技情報】5月のBWF年次総会で11点5ゲーム制導入の採決を実施!

4月3日、BWF(世界バドミントン連盟)は5月22日に開催される年次総会の議題について発表した。

年次総会では、BWF理事(会長、副会長、パラバドミントン担当)、評議員らを決める投票を行なうほか、インドネシア協会とモルディブ協会が提案する新スコアリングシステムに関する投票も実施される予定だ。

新スコアリングシステムは、現行の21点3ゲーム・ラリーポイント制に対し、11点5ゲーム制が提案されている。11点5ゲーム制は、2016年リオ五輪前から試験的に下部大会などで実施されていたが、アジアを中心とした強豪国などの同意が得られず、当時の総会で採用は見送られていた。また、2018年にも再度11点5ゲーム制の導入についての投票が行なわれたが、ここでも東京オリンピックの選考レースまでの期間が短かったことから、採用に必要な票数が集まらず同案は否決されている。

これまで、新スコアリングシステムの導入に関して前向きな発言が多かったポール・エリック・ホイヤーBWF会長は、「提案されたスコアリングシステムは、バドミントンをよりエキサイティングにするものであり、ファンや競技関係者にとっての娯楽性をより高めるものになる」と語っており、バドミントンのメジャー化に向けて取り組むBWFとしても歓迎ムードであることを示した。仮に同案が採用されれば東京オリンピック後に実施されるため、同会長は「変更するのにも好ましい時期だ」と話している。

文/バドミントン・マガジン編集部

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