1月30日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ2020(タイ・バンコク)4日目は、各種目の決勝トーナメント準決勝が行なわれた。
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優勝候補が順当に上位進出を果たした女子シングルス。決勝の切符を手にしたのはタイOP2連続優勝中のキャロリーナ・マリーン(スペイン/上写真)と、そのマリーンと決勝を2回争った戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)。マリーンは地元タイのポンパウィ・チョチュウォン(タイ)を2-0のストレートで、戴資穎も韓国のアン・セヨン(韓国)を18本、12本に抑えて頂上決戦にコマを進めた。
決勝は3週連続で同じ対戦カードに。マリーンは「今日は自分のパフォーマンスに満足している。戴資穎と3週連続で決勝戦を戦うのは大変だけど、明日の勝負を楽しみにしたいと思います」と、ラスト1試合に向けて全力を注ぐ。
男子ダブルスは3週連続優勝に挑む王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾/上写真左)と、セティアワン/アッサン(インドネシア)が決勝に進出。王齊麟/李洋はイングランドのレーン/ベンディを第1ゲーム22-20で制し、第2ゲームも21-17で振り切って連続優勝に王手をかけた。もう一方の山から勝ち上がったセティアワン/アッサンは、韓国の催率圭(チェ・ソルギュ)/徐承宰(ソ・スンジェ/韓国)を34分で退けて、大会連覇にあと1勝としている。
女子ダブルスは韓国の李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)の2ペアが決勝に進出。混合ダブルスは3週連続優勝をねらうタイのデチャポル/サプシリー(上写真左)が、快進撃を見せいていたフランスのジケル/デリューを2-0で退けて決勝に進出。もう一つの準決勝でマレーシアペアを下した徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)と優勝を争う。
男子シングルスはアンダース・アントンセン(デンマーク/上写真)と王子維(ワン・ツーウェイ/台湾)の勝負を、アントンセンが2-1で制して決勝に進出。もう一つの準決勝、ビクター・アクセルセン(デンマーク)と周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)の対戦は、第1ゲームを16本で制したアクセルセンが、続く第2ゲームも9本に抑えて勝利。男子シングルス決勝は、アントンセンとアクセルセンのデンマーク対決が決まった。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(1月30日)
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−16、21−9〕0●周天成(台湾)45分
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−18、14−21、21−16〕1●王子維(台湾)80分
▼決勝戦(1月31日)
ビクター・アクセルセン − アンダース・アントンセン
【女子シングルス】
▼準決勝(1月30日)
戴資穎(台湾)②〔21−18、21−12〕0●アン・セヨン(韓国)37分
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−13、21−13〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)40分
▼決勝戦(1月31日)
戴資穎 – キャロリーナ・マリーン
【男子ダブルス】
▼準決勝(1月30日)
王齊麟/李洋(台湾)②〔22−20、21−17〕0●レーン/ベンディ(イングランド)42分
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔23−21、21−13〕0●催率圭/徐承宰(韓国)34分
▼決勝戦(1月30日)
王齊麟/李洋 – セティアワン/アッサン
【女子ダブルス】
▼準決勝(1月30日)
李紹希/申昇瓚(韓国)②〔21−14、21−15〕0●チョウMK/リー・MY(マレーシア)49分
金昭英/孔熙容②〔21−11、12−21、21−16〕1●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)69分
▼決勝戦(1月30日)
李紹希/申昇瓚 – 金昭英/孔熙容
【混合ダブルス】
▼準決勝(1月30日)
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−19、21−8〕0●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)39分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−15、21−17〕0●ジケル/デリュー(フランス)44分
▼決勝戦(1月30日)
デチャポル/サプシリー − 徐承宰/蔡侑玎
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
コメント/BWF(世界バドミントン連盟)