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【WTF2020】アン・セヨンがマリーンを撃破!予選1位通過を決める!<3日目結果−1>

129日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ2020(タイ・バンコク)3日目は、各種目の予選リーグ第3戦が行なわれた。

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【男女シングルス】

女子シングルスは、すでにグループAで2連勝を飾っていたキャロリーナ・マリーン(スペイン)と、韓国の新エース、アン・セヨン(韓国/上写真)が激突。タイOP2連続優勝を果たし、1月から連戦連勝としていたマリーンだったが、若手のアン・セヨンには苦戦をしいられる。第1ゲーム、アン・セヨンが13オールから先に抜け出して先制すると、続く第2ゲームはマリーンが10連続ポイントなどで突き放し、勝負の行方は最終ゲームへ。すると、10オールからじわじわと点差を広げたのがアン・セヨン。後半18-12でリードすると、最後はマリーンの猛追を振り切って21-19で勝利。「(タイOPでは)マリーンのスピードとパワーについていけなかったけど、今日は一つひとつのショットに集中して、最後まで返すことを心がけた。勝てて本当にうれしい。言葉になりません」と喜んだアン・セヨンが、強豪集うグループAを首位で突破した。

グループBは、リーグ2連勝中のポンパウィ・チョチュウォン(タイ)と2019年世界女王のプサルラ・V.シンドゥ(インド)が対戦。ポンパウィは強敵を連破して勢いに乗っているだけに、3連勝で準決勝に進みたいところだったが、ここは世界女王が意地を見せる。第1ゲームをシンドゥが18本で制すると、第2ゲームもポンパウィを15本に抑えて勝利。決勝トーナメント進出はならなかったが、女王が一矢報いる白星をつかんだ。

勝ったほうが準決勝の切符を手にする戴資穎(タイ・ツーイン/台湾/上写真)とラチャノック・インタノン(タイ)の勝負は、戴資穎がファイナル勝負にもつれた戦いを制して2つ目の白星を獲得。リーグ戦の結果はゲーム差でポンパウィが1位、戴資穎が2位で決勝トーナメントに進出となった。

男子シングルス・グループAは、すでに準決勝の切符を手にしているビクター・アクセルセン(デンマーク)と周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)が対戦し、アクセルセンが2-0で快勝。タイOPからの連勝を伸ばし、予選リーグもしっかり1位通過を果たした。

グループBも、すでに2連勝を飾って決勝トーナメント進出を確実なものにしていた王子維(ワン・ツーウェイ/台湾/上写真)と、アンダース・アントンセン(デンマーク)が激突。第1ゲームを21-11で奪った王子維が、第2ゲームも19本でアントンセンを振り切ってストレート勝利。「相手は攻撃力があるので守るのが大変だった。簡単なミスを減らし、とにかく勝つことだけに集中した」と振り返った王子維が、3連勝で予選1位通過を決めている。

予選リーグ第3戦・男女シングルスの結果は以下の通り。

【男子シングルス】

▼グループA

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−10、21−14〕0●周天成(台湾)36分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔21−12、15−21、21−13〕1●リー・ジジャ(マレーシア)50分

順位:①ビクター・アクセルセン(3勝)②周天成(2勝1敗)③アンソニー・S・ギンティン(1勝2敗)④リー・ジジャ(3敗)

▼グループB

王子維(台湾)②〔21−11、21−19〕0●アンダース・アントンセン(デンマーク)38分

伍家朗(香港)②〔12−21、21−18、21−19〕1●スリカンス・キダムビ(インド)65分

順位:①王子維(3勝)②アンダース・アントンセン(2勝1敗)③伍家朗(1勝2敗)④スリカンス・キダムビ(3敗)

▼準決勝(1月30日)

ビクター・アクセルセン − 周天成

王子維 − アンダース・アントンセン

【女子シングルス】

▼グループA

アン・セヨン(韓国)②〔21−16、14−21、21−19〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)55分

エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)②〔25−23、21−10〕0●ミッシェル・リー(カナダ)34分

順位:①アン・セヨン(3勝)②キャロリーナ・マリーン(2勝1敗)③エフゲニア・コセツカヤ(1勝2敗)④ミッシェル・リー(3敗)

▼グループB

戴資穎(台湾)②〔23−25、21−12、21−9〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)57分

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−18、21−15〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)42分

順位:①ポンパウィ・チョチュウォン(2勝1敗)②戴資穎(2勝1敗)③ラチャノック・インタノン(1勝2敗)④プサルラ・V.シンドゥ(1勝2敗)

▼準決勝(1月30日)

アン・セヨン − 戴資穎(台湾)

キャロリーナ・マリーン − ポンパウィ・チョチュウォン

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

コメント/BWF(世界バドミントン連盟)

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