1月28日、元日本代表で、2017年のスーパーシリーズファイナル(現在のワールドツアーファイナルズ)を制するなど世界で活躍した米元小春/田中志穂(北都銀行)が、現役引退の意向を明らかにした。
所属する北都銀行によると、1月29日に秋田県庁にて、記者会見を行なう予定だという。また、翌30日に県内の体育館にて、同チームの松本麻佑/永原和可那を相手に引退試合を行なう。この引退試合は観客を入れずに実施されるが、後日、YouTubeなどで公開される予定だ。
米元と田中のペアは、2016年に全日本総合で準優勝。翌17年に日本A代表入りすると、同年末のスーパーシリーズファイナルでは決勝で福島由紀/廣田彩花を破って優勝。世界の頂点に立った。
東京五輪出場をめざしていたが、2019年世界選手権で米元が左足アキレス腱を断裂。五輪レースを離脱した。2020年12月の全日本総合では1年4カ月ぶりに公式戦復帰。準決勝まで勝ち進んだが、今後については明言していなかった。
文/バドミントン・マガジン編集部