1月24日に開催されたBWFワールドツアー・トヨタタイOP(Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
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決勝戦の第1試合は、韓国対決となった女子ダブルス。金昭英(キム・ソヨン/上写真左)/孔熙容(コン・ヒヨン)と、李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)の第1ゲームは、金昭英/孔熙容が21-18で先制。第2ゲームも金昭英/孔熙容が13-8と先行したが、負けられない李紹希/申昇瓚が猛追。先に20点を取った金昭英/孔熙容にあと1点差まで迫ったが、最後は金昭英/孔熙容が逃げ切って優勝。2019年韓国OP以来の上位大会制覇を遂げた。
第2試合は、台湾の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン/上写真左)と、マレーシアのアーロン・チア/ソー・ウィーイクが激突。2週連続優勝をねらった王齊麟/李洋が第1ゲームを21-13で制すると、続く第2ゲームも18本に抑えてV達成。ヨネックスタイOPから2大会連続優勝を飾った。
女子シングルスは、キャロリーナ・マリーン(スペイン)と戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が2大会連続で決勝に進出。前週は戴資穎のコンディション不調もありマリーンが2-0のストレート勝ちを収めたが、今回もマリーンが好調をキープ。第1ゲームは互いにペースを譲らず12オールと接戦を演じたが、ここからマリーンが6連続得点で先行。そのまま押し切って21-19で第1ゲームを奪った。第2ゲームに入ると、マリーンがペースを掌握。終始リードを保ち、ゲーム後半は追走する戴資穎を振り切って21-17で勝利。連続Vを飾った女王は「2大会連続で優勝ができるなんて信じられない」と、喜びを語った。
デンマーク対決となった男子シングルスは、2大会連続Vをねらったビクター・アクセルセン(上写真)が、ベテランのハンス・クリスチャン・S・ヴィテンフスの挑戦を退け、11本7本で勝利。2週連続での決勝進出に疲れもあったというが「今日のゲームプランにはとても満足している」と、2-0での快勝を振り返っている。混合ダブルスはデチャポル/サプシリー(タイ)が韓国ペアを2-0で退けて、こちらも連続V。トヨタタイOPは女子ダブルスを除く4種目が、2大会連続優勝という結果に終わった。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−11、21−7〕0●H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)40分
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−19、21−17〕0●戴資穎(台湾)48分
【男子ダブルス】
王齊麟/李洋(台湾)②〔21−13、21−18〕0●A・チア/ソーWY(マレーシア)36分
【女子ダブルス】
金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−18、21−19〕0●李紹希/申昇瓚(韓国)56分
【混合ダブルス】
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−16、22−20〕0●徐承宰/蔡侑玎(韓国)46分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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