ヨネックス株式会社は、ダブルスのプレーに適した中・上級者向けラケット「ASTROX （アストロクス）88 S/D PRO（上写真）」と、中級者向け「ASTROX 88 S/D GAME」を3月下旬に発売する。

プレーの高速化が進むダブルスは、試合中の正確なコントロールと連続攻撃が求められている。ASTROX 88 S/D PROとASTROX 88 S/D GAMEは、同シリーズの共通イノベーションである「ローテーショナルジェネレーターシステム」がさらに進化。どちらのラケットにも、強度に優れた新素材「ボリュームカットレジン」をフレーム全体に使用。重量配分を緻密に再設計することが可能になり、連続で強打するために必要な高い回転力を生み出し、スムーズなラケットワークを実現している。

このほかにも、ボリュームカットレジンを使用することで、フレームサイド部に初めて太径の孔（ストリングを通すための直径の大きな穴）を採用。フレームサイドを「新孔空け設計」にしたことで、ストリングの可動域が広がり、球持ち性能がアップしている。また、前衛向け「S」と後衛向け「D」の特性に合わせ、最適な位置に最適な数の太径を配置。それぞれに求められる性能がより発揮しやすくなっただけではなく、重量配分設計との相乗効果により「S」は精密なコントロールで決定力を高め、「D」は制球を強化させながらも相手を崩す突破力が向上している。

各ラケットは、世界で活躍するダブルスプレーヤーのマルクス・F・ギデオン／ケビン・S・スカムルヨ（インドネシア）、日本代表の園田啓悟／嘉村健士（トナミ運輸）、福島由紀／廣田彩花（丸杉Bluvic）らが使用する予定。

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文／バドミントン・マガジン編集部（リリースを基に作成）