【小学生フェスティバル】前回の全小王者が5年生以下各種目でベスト4入り! 6年生以下はベスト16が決まる

全国小学生選手権の代替大会として開催されている日本小学生バドミントンフェスティバル INくまがや(埼玉県・彩の国くまがやドーム)。大会2日目の7日は、5・6年生以下の男女シングルス・ダブルスの試合がスタート。5年生以下は、男女シングルス・ダブルスの1回戦から準々決勝が実施され、それぞれベスト4が出そろった。

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初戦からストレート勝ちを重ねた寺島拓夢(仙台大和ジュニア・宮城)

男子シングルス5年生以下でまず準決勝進出を決めたのは、第1シードの寺島拓夢(仙台大和ジュニア・宮城)。前回の全小王者は素早いフットワークから先手を取って主導権を掌握。準々決勝までの3試合をすべて2-0のストレートで勝ち上がった。その寺島と前回の全小で決勝を争った松本眞優(UDC・栃木)は、ファイナルゲーム19本と苦しみながらも準々決勝を突破。その他では、開催地・埼玉の萩原駿希(鳩ケ谷ウイングス)、四国チャンピオンの田阪春馬(フューチャー)が準々決勝の接戦を2-1で制して最終日へと駒を進めた。

男子同様、準々決勝のうち3試合がファイナル勝負にもつれた女子シングルス5年生以下は、四つ角シードから阿波芽衣咲(岡垣ジュニア・福岡)と小林佳依(佐用BJC・兵庫)が強敵を2-1で破ってベスト4入り。鹿児島の原口倖歩(鹿児島飛翔)は、第2シードの芳賀凜歩(石巻クラブ・宮城)を相手に第1ゲームを失ったものの、ねばり強くラリーを制して逆転に成功。ファイナルゲームは終盤の競り合いを16オールから抜け出した。ドローの右上の山からは、中沢莉子(プライドJr・栃木)が初戦から2-0を重ねてベスト4入りを果たしている。

5年生以下の男女ダブルスでは、第1シードに位置する前回の全小王者が盤石の強さを見せて準決勝に進出。各種目でベスト16が出そろった6年生以下の男女シングルス・ダブルスでも、V候補たちが実力を発揮し、チャンピオンを決する最終日へと勝ち進んだ。

2019年度の全小で優勝を果たした吉野羽都希(右)/梅澤唯花(練馬アドバンス・東京)は、2-0を重ねてベスト4入り。5年生以下でも頂点をめざす
男子ダブルス5年生以下の第1シード・石川隼(右)/池田純一朗(はりーあっぷ・愛知)が準決勝進出。2度目の”全国タイトル”獲得に向けて危なげない勝ち上がりを見せた
女子ダブルス6年生以下で第1シードから優勝をねらう山北莉緒(奥)/長谷川葉月(鶴ヶ島Angels・埼玉)

 

【結果】(7日) ※5年生以下・準々決勝の結果を掲載

<男子シングルス5年生以下>

▼準々決勝

寺島拓夢(仙台大和ジュニア・宮城)②〔21-11、21-16〕0●坂口功(渋谷ジュニア・東京)

萩原駿希(鳩ケ谷ウイングス・埼玉)②〔21-17、20-22、21-11〕1●渡辺暁翔(ひなときクラブ・長崎)

田阪春馬(フューチャー・香川)②〔21-12、13-21、21-16〕1●坂脇憲広(鶴ヶ島Angels・埼玉)

松本眞優(UDC・栃木)②〔19-21、21-7、21-19〕1●宮原圭純(ネイバーキッズ・福岡)

<女子シングルス5年生以下>

▼準々決勝

阿波芽衣咲(岡垣ジュニア・福岡)②〔21-13、18-21、21-11〕1●古舘美空(横須賀ジュニア・愛知)

小林佳依(佐用BJC・兵庫)②〔21-19、17-21、22-20〕1●皆川恵茉(小平ジュニア・東京)

中沢莉子(プライドJr・栃木)②〔21-10、21-14〕0●長谷川翼咲(広幡バドキッズ・静岡)

原口倖歩(鹿児島飛翔・鹿児島)②〔13-21、21-12、21-16〕1●芳賀凜歩(石巻クラブ・宮城)

<男子ダブルス5年生以下>

▼準々決勝

石川 隼/池田純一朗(はりーあっぷ・愛知)②〔21-12、21-14〕0●北山悠真/佐藤由規(みゆきジュニア.C.・青森)

美濃龍斗/坂本結翔(市川ジュニア・千葉)②〔21-9、21-9〕0●尾形亮輔/平井賢志(ウィスタリアJr・愛知)

大塚海飛/森田倫晟(川越ジュニア・埼玉)②〔21-14、21-15〕0●鈴木創太/森本輝人(Kamisクラブ・鳥取)

春木俊平/牧野隆希(岡垣ジュニア・福岡)②〔22-20、21-18〕0●武森陽向/塩谷朱雀(小平ジュニア・東京)

<女子ダブルス5年生以下>

▼準々決勝

吉野羽都希/梅澤唯花(練馬アドバンス・東京)②〔21-14、21-13〕0●佐藤もも音/渡部友里乃(横倉ジュニア・宮城)

馬場結渚/横路昊和(川内ジュニア・鹿児島)②〔21-17、21-15〕0●藤本香穂/笠井聖來(志度・香川)

薗田優奈/渡邉杏梨(青梅ジュニア・東京)②〔21-11、21-6〕0●浪松美緒/石田向日葵(防府Jr.C.・山口)

宮﨑結舞/樫尾雫玖(師勝ジュニア・愛知)②〔21-17、18-21、21-16〕1●小黒咲良/長谷川美羽(GPWジュニア・福島)

 

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳、黒崎雅久

投稿日:2021/01/07
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