12月9日、ヨネックス株式会社は来年1月に開催されるBWFワールドツアー・ヨネックス・タイOP(1月12日〜17日)、トヨタ・タイOP(1月19日〜24日)、ワールドツアーファイナルズ2020(1月27日〜31日)の3大会サプライヤー&スポンサー決定発表のオンライン記者会見を実施した。
記者会見には、同社の林田草樹代表取締役社長と、日本代表から桃田賢斗、東野有紗が出席。林田社長は「BWF(世界バドミントン連盟)が苦慮する中で開催される3大会に、スポンサー(とサプライヤー)として携われることに感謝したい」と話し、「日本のファン、世界のファンが待ちに待った大会。多くの方が勇気づけられるような、感動できるような大会になればと思います」と大会の成功を願った。
また、昨年1月のマレーシアマスターズ(Super500)後、交通事故に巻き込まれて以来のツアー参戦となる桃田は「約1年ぶりの大会。久しぶりに海外のトップ選手と対戦できるのが楽しみです」と語り、東野も「10月のデンマークOPに参加していないので、海外の大会はタイOPが久しぶりとなる。楽しみでいっぱいです。みんなで一丸となり、優勝をめざして頑張りたい」と意気込みを語った。
ヨネックスは1月12日から開幕するタイOPの冠スポンサーとなり、さらに翌週のトヨタ・タイOP、WTファイナルズ2020でサプライヤー契約を結んだ。日本選手にとっては、3大会で使い慣れたシャトルやコートマットでのプレーが可能となり、さらにはストリンギングサービスも受けられる。日本勢の上位進出に向けても大きな追い風となりそうだ。
■1月開催予定のワールドツアー
ヨネックス・タイOP(1月12日〜17日/Super1000)
トヨタ・タイOP(1月19日〜24日/Super1000)
ワールドツアーファイナルズ2020(1月27日〜31日)
※開催地はすべてタイ・バンコクのインパクトアリーナ
※WTファイナルズは各種目8名/ペアが参戦。WTファイナルズへの出場には2つのタイOPに参加し、ワールドツアーランキングで上位に入ることが条件となっている。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/ヨネックス