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【デンマークOP2020】好調の奥原は決勝でリオ五輪女王と激突! 女子ダブルスは日本ペアの頂上決戦に!<準決勝結果>

10月17日にBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)5日目が行なわれた。7カ月ぶりの上位大会は各種目ベスト4が出揃い、決勝進出をかけて白熱した試合を展開した。

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日本勢は大会に参戦した選手全員が、準決勝に登場。女子ダブルスの優勝候補、福島由紀/廣田彩花(上写真・手前)と松本麻佑/永原和可那は、それぞれ欧州ペアと対戦する。福島/廣田はデンマークペアに対し、第1ゲーム21-18で先制。すると、続く第2ゲームは日本ペアがペースを掌握しながら試合を進め、21-6で快勝。7カ月前の全英OP優勝に続き、2大会連続となる決勝進出を決めた。

松本/永原はブルガリアのストエワ姉妹との勝負に挑むと、パワフルな相手との第1ゲーム、10オールから先に抜け出し21-17。続く第2ゲームは終始相手を圧倒した松本/永原が21-8とし、福島/廣田に続き決勝に進出。女子ダブルスは日本選手の頂上対決となった。

女子シングルスの奥原希望は、カナダのミシェル・リーと対戦。「前日の相手よりも上からのショットが強かったので、守備とスピードを意識して戦った」と奥原。第1ゲームは10-8から7連続得点を奪った奥原が先制すると、第2ゲームも早々と主導権を握った奥原が独走。相手に反撃の余裕を与える間もなく勝利をつかんだ奥原が、キャロリーナ・マリーン(スペイン)が待つ決勝の舞台に勝ち進んだ。

ねらい通り決勝進出を決めた奥原希望。最終日は待ち望んだマリーンとの勝負に挑む

男子シングルスの西本拳太は、地元デンマークのラスムス・ゲンケと激突。世界ランク17位に対し、第1ゲームはリードを許して14-21。逆転勝利をめざした西本だったが、第2ゲームも先行する相手をとらえきれずに17-21で敗戦。決勝進出はならなかった。

試合後、「相手がすごくいいプレーをしていて、思った以上にレシーブできなかったことが敗因」と振り返った西本拳太

準決勝の結果、決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−17、21−15〕0●周天成(台湾)54分

ラスムス・ゲンケ(デンマーク)②〔21−14、21−17〕0●西本拳太45分

▼決勝(10月18日)

アンダース・アントンセン(デンマーク) − ラスムス・ゲンケ(デンマーク)

【女子シングルス】

奥原希望②〔21−10、21−7〕0●ミシェル・リー(カナダ)31分

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−17、21−11〕0●イボンヌ・リー(ドイツ)34分

▼決勝(10月18日)

奥原希望 – キャロリーナ・マリーン(スペイン)

【男子ダブルス】

イワノフ/ソゾノフ(ロシア)②〔21−15、18−21、21−14〕1●ラーン/ベンディ(イングランド)57分

ラングリッジ/エリス(イングランド)②〔22−20、21−16〕0●エイプ/ケアー(デンマーク)51 分

▼決勝

イワノフ/ソゾノフ(ロシア) − ラングリッジ/エリス(イングランド)

【女子ダブルス】

福島由紀/廣田彩花②〔21−18、21−6〕0●ブシュ/シュルツ(デンマーク)37分

松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−8〕0●G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)35分

「自分たちのプレースタイルを生かしながら、我慢強く試合をコントロールしようと思いながら戦い、それがうまくいきました」と松本(写真右)。第2ゲームは相手をしっかり抑え込んで勝利をつかんだ

▼決勝

福島由紀/廣田彩花 – 松本麻佑/永原和可那

【混合ダブルス】

C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−12、22−20〕0●マイオ/パレルモ(フランス)41分

ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)②〔21−18、21−18〕0●エリス/スミス(イングランド)46分

▼決勝(10月18日)

C・アドコック/G・アドコック(イングランド) − ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)

文/バドミントン・マガジン編集部

コメント/BWF(世界バドミントン連盟)

写真/BADMINTONPHOTO

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