10月13日にBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)が開幕した。今年3月の全英OP(バーミンガム/S1000)以来、約7カ月ぶりのツアー上位大会。世界中のバドミントンファンが待ち望んだツアー大会に、日本代表からは男子シングルスの西本拳太、女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那、福島由紀/廣田彩花の6名が参戦。大会初日は、西本が登場した。
日本から唯一男子種目に出場した西本は、世界ランキング47位のミシャ・ジルベルマン(イスラエル)と対戦。第1ゲーム21-9で圧倒した西本は、第2ゲームもまったく相手を寄せ付けずに21−10で勝利。久々の国際大会できっちり白星を手にし、2回戦にコマを進めた。西本は次戦、フランスのブリース・レベルデスと対戦する。
このほか、大会初日は2016年リオ五輪女子シングルス金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)が登場。ロシア選手を2-0で退け2回戦に進出した。「(試合が)ようやく戻ってきたことはとてもうれしい。試合にも勝つことができてうれしいけど、私の調子がよくなかったので内容はベストじゃなかった。(試合がない)明日はしっかりトレーニングをして、(2回戦がある)木曜日の準備をします」とマリーン。試合内容に満足はいかなかったが、久々の試合を楽しみながら戦ったことも明かした。
シード選手では、男子ダブルスのラングリッジ/エリス(イングランド)などが初戦を突破。なお、日本の奥原、松本/永原、福島/廣田らは、大会2日目以降に登場する予定。
大会初日の日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月13日)
西本拳太②〔21−9、21−10〕0●ミシャ・ジルベルマン(イスラエル)32分
▼2回戦
西本拳太 − ブリース・レベルデス(フランス)
【女子シングルス】
▼1回戦
奥原希望 – カースティ・ギルモア(スコットランド)
【女子ダブルス】
▼2回戦
福島由紀/廣田彩花 – ハートリッチ/エフラー(ドイツ)
松本麻佑/永原和可那 – アンソニーセン/グラベルセン(デンマーク)
文/バドミントン・マガジン編集部
コメント/BWF(世界バドミントン連盟)
写真/Getty Images
※世界ランキングは3月17日付のもの