【大会情報】BWFが世界ランキングについての動向を発表

10月11日、BWF(世界バドミントン連盟)は、現在凍結中の世界ランキングシステムの今後の動向について発表した。

現在の世界ランキングは、3月に開催された全英OP(バーミンガム・Super1000)の結果が反映された順位・ポイントで凍結されている。今後は、2020年内に開催される予定のデンマークOP(オーデンセ/Super750)、ザーロールクスOP(ドイツ/Super100)や、すでに大会を終えているラトビア国際(8月28日〜30)、ブルガリア国際選手権(10月2日〜4日)のポイントを、世界ランキングの凍結解除後に反映する予定。また、これから開催される大会の組み合わせやシードは、現在凍結されてるランキングなどで決めていく。凍結の解除時期については、新型コロナウイルスの感染の状況などを踏まえて今後発表される予定だ。

今回の発表では、来年1月にバンコクで開催予定のWTファイナルズ2020(1月27日〜31日)の出場条件に関しても触れられた。通常と異なる点は、世界選手権&五輪優勝者・ペアに与えられるファイナルズ出場権がなくなり、ワールドツアーランキングポイントの上位順(8名/8ペア)に出場資格が与えられることだ。なお、ワールドツアーランキングポイントは、その年の1年間のワールドツアー成績によって算出されるランキングのため(※)、今回の対象は今年1月から3月の全英OPまでの結果と、これから開催されるデンマークOP、アジアOPⅠ・Ⅱ(2021年1月)の大会の結果となる。ただし、WTファイナルズへの参戦を望む選手については、1月のアジアOPⅠ・Ⅱに出場しなければ、その参加資格を手にすることはできないとされている。

※ワールドツアーランキングの対象となる大会は、BWFワールドツアーSuper1000〜Super300の大会。BWFツアーのSuper100や、インターナショナルチャレンジ(IC)などは対象外となる

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2020/10/11

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