10月1日、日本バドミントン協会は10月13日から18日まで開催されるBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ)の派遣選手を発表した。各種目の出場選手は以下の通り。
▼男子シングルス
桃田賢斗(NTT東日本)
西本拳太(岐阜県協会)
常山幹太(トナミ運輸)
渡邉航貴(日本ユニシス)
▼女子シングルス
奥原希望(太陽ホールディングス)
山口茜(再春館製薬所)
大堀彩(トナミ運輸)
髙橋沙也加(日本ユニシス)
▼男子ダブルス
遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)
園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)
▼女子ダブルス
松本麻佑/永原和可那(北都銀行)
福島由紀/廣田彩花(丸杉Bluvic)
志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)
▼混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)
BWFワールドツアーは3月に開催された全英OP(Super1000)以降、新型コロナウイルスの感染拡大により各種大会が中止・延期となり、半年以上も国際大会が行なわれない状況が続いていた。今回のデンマークOPが実施されれば、約7カ月ぶりにトップ選手たちの真剣勝負がコートの中で繰り広げられることになるが、現時点では中国、インドネシア、韓国、タイ、マレーシアといったアジアの強豪国が参加を見送っている。世界ランキング上位選手らを擁する国では日本のほかに、地元のデンマークが出場。アジアからは男子シングルスWR2位の周天成(台湾/チョウ・ティエンチェン)などが参戦予定だが、ほとんどはヨーロッパを中心とした選手らで組み合わせが構成されている。
9月29日付で発表されている各種目のドローを見ると、5種目すべての第1シードに日本選手が入った。男子シングルスWR1位の桃田は初戦でカナダ選手と対戦。女子シングルス第1シードの山口茜はエストニア選手と初戦を戦う。男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花は2回戦からの登場。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、アイルランドのペアと1回戦で激突する。
なお、日本選手は大会終了後、10月20日(火)に帰国する予定。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO