9月23日(水)にバドミントン・マガジン10月号が発売されました。今回も企画の内容などを、数回に分けて詳しく紹介していきます。各ページの担当編集者による“一口メモ”もありますので、購入時の参考にしてください!
<スペシャル・インタビュー>
朴柱奉ナショナルヘッドコーチに聞く「コロナ禍の日本代表活動と今後」
9月、日本A代表を中心とした日本代表合宿が実施された。これは3月の全英オープン出場後、約5カ月半ぶりの日本代表としての活動となった。
「合宿ができて、本当にうれしいです」
そう話したのは、日本代表を率いる朴柱奉(パク・ジュボン)ヘッドコーチ。この一言からもわかるように、朴ヘッドコーチ自身、この日本代表合宿を本当に待ち遠しく思っていたという。
バドミントン・マガジンでは、9月の代表合宿前に、朴ヘッドコーチを単独取材。コロナ禍での日本代表としての活動状況、選手のパフォーマンスについて、ワールドツアーにおける今後の見通しや日本代表としての目標など、じっくりと話を聞いた。
全英オープンから帰国後、日本代表選手たちは2週間の自宅待機のあと、活動自粛期間などを経て、6月からは各所属チームでの練習を再開。しかし、首都圏でのコロナ感染状況が悪化する中で、日本代表としての活動はなかなか再開できていなかった。
当初6月後半から強化合宿を予定していたが、これがキャンセルになったあと、7月の合宿予定も直前にキャンセル。8月にはワールドツアーの再開の見込みだったが、世界的なパンデミックの収束が見えない中で、ワールドツアー再開も先送りとなった。
「まったく準備ができていない中で、ワールドツアー再開となれば、選手のパフォーマンスも上がらないので、心配でした」と朴ヘッドコーチは率直な思いを語っている。
そのような状況で、8月には朴ヘッドコーチおよび各種目のコーチが、選手の所属先を訪れる形で視察を行なったという。選手のパフォーマンスやモチベーションを心配していたという朴ヘッドコーチだったが、この視察を経て、「各選手たちはいい練習ができている、いいパフォーマンスを維持できていると感じて、今は安心しています」と話す。
インタビューでは、その視察の中で「非常に追い込んだ練習ができている」と評価した桃田賢斗選手のパフォーマンスレベルや実戦復帰への手応えについても語ってくれた。
<担当メモ>
約1時間にわたって、さまざまな質問に答えてくれた朴ヘッドコーチ。インタビュー後半、今後の日本代表の活動方針や展望といったところに話が及ぶと、日本選手を世界のトップレベルへと引き上げてきたモチベーターとしての顔ものぞかせていました。
また、日本代表の活躍の舞台となる国際大会のスケジュールが二転三転する難しい状況下での、目標設定や今後の活動プランについても明かしてくれています。その手腕、熱いハートを感じられるインタビューとなっていますので、ぜひ、じっくりと読んでいただければと思います。
ベースボール・マガジン社 販売部
(0120‐911‐410)
文/バドミントン・マガジン編集部