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【大会情報】国内トップが集結する全日本総合の実施概要が発表!

8月5日(水)、日本バドミントン協会は今年11月30日から12月6日に開催を予定している第74回全日本総合バドミントン選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)の開催概要を発表した。

新型コロナウイルスの影響により国内外の大会が中止されるなか、国内トップらが集う全日本総合は大会規模を縮小して実施する。発表された要項には出場基準や開催方法、大会形式などが示されており、感染状況によっては大会が中止となる場合も示唆されている。

大会規模の縮小について、全日本総合はこれまで観客を入れて実施していたものの、今回は無観客での開催が決定。運営スタッフ、審判員などの大会関係者も人数制限をしながら行なう。種目数は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目に変更はないが、組み合わせ(ドローサイズ)はシングルス・ダブルスが32、混合ダブルスが24で実施。毎年大会初日に実施されていた各種目の予選も今大会は行なわないことが決定している。

出場基準(一次申し込み)は、日本協会の特設サイトに掲載されている。主な基準として(1)2019年度全日本総合各種目ベスト8以内 (2)2020年度5月発表日本ランキング各種目8位以内があり、これらに日本ランキング(2020年5月発表)で(1)(2)を除く各団体の上位者などにも権利が与えられている。その基準が下記の通り。

(3)社会人登録[実業団・一般]のランキング上位者。男女シングルス8名、男女ダブルス8ペア、混合ダブルス8ペア

(4)大学生登録のランキング上位者。男女シングルス4名、男女ダブルス4ペア、混合ダブルスペア4ペア

(5)教職員登録のランキング上位者。男女シングルス2名、男女ダブルス2ペア

(6)高校生および中学生登録の上位者。男女シングルス4名、男女ダブルス4ペア

(7)日本協会推薦者。若干名

※一次申し込みでの選考時、出場上限数に満たなかった場合は、ランク外の選手・ペアが選出される場合もある。

各種セレモニーなどは、例年行なわれていた開会式(11月30日)を実施しないことが決定。組み合わせ抽選も10月25日に行なうことになった。日程は予選を実施していた大会初日(12月1日)に男女ダブルス1回戦、2日目(12月2日)には男女シングルス、混合ダブルス1回戦を行なう。また、今大会の運営では「日本協会新型コロナウイルス感染症防止対策ガイドライン」により、追加の措置などが発表される場合もある。

2019年の男子シングルスを制したのは桃田賢斗。2連覇を達成した
女子シングルスを制したのは奥原希望。4年ぶりの戴冠だった
激戦の女子ダブルスは松本麻佑(右)/永原和可那が初制覇
男子ダブルスは遠藤大由(右)/渡辺勇大がペアとして2年ぶり2度目のV
混合ダブルス3連覇を飾った渡辺勇大(右)/東野有紗

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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