7月29日(水)、日本バドミントン協会は9月22日から27日まで開催を予定していたダイハツ・ヨネックスジャパンOP(Super750/東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ)の中止を発表した。
日本協会によると「新型コロナウイルス感染症対策にともなう海外からの入国制限の状況、大会に関わるすべての選手および関係者の安全確保状況などを総合的に検討した結果」と中止の経緯を説明。今回で39回目を迎える同大会の中止は、初となる。
ダイハツ・ヨネックスジャパンOPは、1982年にヨネックスカップ・ジャパンOPとしてスタート。日本初の賞金付き国際大会には、毎年国内外のトップ選手が集結し世界中のバドミントンファンを魅了してきた。同大会は出場選手のレベルの高さはもちろん、大会運営も各国関係者から高く評価されており、世界屈指の人気トーナメントとして知られている。昨年は男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)が優勝を果たすなど、近年では日本人選手の活躍も目立っていた。
今回の発表により、日本で開催予定だった3つの国際大会(秋田マスターズ/Super100、大阪国際チャレンジ/IC)のすべての中止が決定している。
文/バドミントン・マガジン編集部