4月28日(火)、日本中学校体育連盟は8月17日から25日まで開催予定だった全国中学校体育大会(全中)の開催中止を発表した。バドミントン競技は、8月20日から23日まで愛知県春日井市で実施される予定だった。
同連盟は、HP内にて「全国中学校体育大会は、中学生アスリートにとってオリンピックに匹敵する夢舞台です。また、中学3年生にとっては、中学校時代の最高の思い出の一つとなり得る集大成の大会です。しかし、今般の感染拡大に伴い、各地区において予選大会が開催できない状況も含め、選手をはじめ、監督・コーチ、大会役員、競技役員、生徒役員など、本大会に関係する全ての皆様の命と安全を守るため、苦渋の決断をするにいたりました」と中止の経緯を説明している。
学生の全国大会の中止は、4月26日に高校生の祭典・インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が決定している。中学・高校生たちの夏の全国大会は、その後の進路にも大きく影響するだけに、コロナウイルス終息後の各連盟の対応などに注目が集まりそうだ。
文/バドミントン・マガジン編集部