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【WR情報】国際大会の中断により世界ランキングの凍結が決定!

3月31日、BWF(世界バドミントン連盟)は、毎週更新されている世界ランキング(WR)、および世界ジュニアランキングを一時凍結することを発表した。

現在、BWFが管轄する国際大会などは、新型コロナウイルスの影響により3月中旬から4月末まで一時中断している。新型コロナウイルスの感染者が世界的に増加している情勢を踏まえ、BWFは5月以降に国際大会の再開ができるかどうかは不透明とし、本日更新される予定だったWRの凍結を決定。WRは、3月15日まで開催されたヨネックス全英OP(バーミンガム/Super1000)のランキングポイントが反映された3月17日付で凍結されている。国際大会が再開されたときには、このWRが大会エントリーやシード権に反映される予定だ。

BWFは、WRの凍結解除に関する情報は今後も随時公開するが、現時点で開催延期にともなう各大会の新たな日程や、全体のスケジュールを把握することは困難としている。これにより、WRの凍結解除の手順や詳細を決めることができないとし、今後もWR凍結によって選手のポイントが大きく下がらないことや、WRシステムに大きな問題が起きないような方法を探っていくとしている。

また、BWFは新型コロナウイルスによるマイナスの影響について選手会と密に連絡を取り合っていたとし、選手会からもWR凍結の支持を得たことを発表。今後数週間の間に延期となっていた国際大会の新日程を決めた上で、あらためてWRの凍結解除に向けた動きが明らかになるとしている。

なお、延期が決まっていた東京オリンピックの新日程が、来年7月23日から8月8日に決定したことを受け、BWFは東京オリンピック・パラリンピックの選考方法に今後どういった影響があるのか再確認する意向。こちらも、WRと同様に数週間後に詳細などが発表される予定だ。

文/バドミントン・マガジン編集部

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