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【全英OP2020】「しっかりと上げて、高さを使ってプレーできたのがよい方向に傾いた(遠藤)」<コメント-5>

3月11日に開幕したBWFワールドツアー・ヨネックス全英OP(バーミンガム/Super1000)。大会初日は各種目の1回戦が行なわれた。ここでは、試合を終えた選手らのコメントを紹介しよう。

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遠藤大由/渡辺勇大(右)
1回戦:ラーン/ベンディ(イングランド/32位)に2−0で勝利!

遠藤 (12月以来の大会で)試合間隔がこれだけ空くのは、久々。焦って低い展開になるのではないかと思っていたので、しっかりと上げて、高さを使ってプレーできたのがよい方向に傾いたのかなと思います。この大会は特別ですし、バドミントンの映像といえば全英の照明。昨日(10日)のメイン練習のときは、「来たぜー!」という気持ちになりました。でも、この大会は、いつも緊張します。

渡辺 守備を遠藤さんに任せてしまう場面がありましたが、1試合目(の混合ダブルス)よりはスムーズに動けました。明日(2回戦)も勝ちたい気持ちはありますが、まずは久々の大会なので楽しむこと。それから、自分たちのやるべきことを一つひとつ確認しながらプレーしたいです。

保木卓朗/小林優吾
1回戦:催率圭/徐承宰(韓国/WR8位)に2-1で勝利!

保木 互いに“守りたくないスタイル”のペアという印象ですが、レシーブでいい状況を作れませんでした。もう少し、自分がショートレシーブから前に入っていかなければいけなかったです。また、終盤に追いつかれそうになるなど、4、5点が簡単に動いてしまうのが反省点なので、修正したいです。(2回戦について)ビッグな相手(セティアワン/アッサン)に勝つことで自信が生まれると思うので、向かっていきたいです。

小林 ケガをする前はスマッシュを全力で打つスタイルでしたが、肩への負担もあるので、ドロップやカットを混ぜていこうと考えていて、この試合では少しできたかなと思います。でも、もう少し大胆に入れていきたいです。長い遠征が続くので、体調管理をしっかりできるようにならないといけないし、体のケアはしっかりやりたいと思います。

古賀輝(右)/齋藤太一
1回戦:セティアワン/アッサン(インドネシア)に1−2で敗戦

古賀 世界ランク2位の相手で最初は引いたけど、思ったより点数が取れました。自分たちのプレーが思っていたよりできていたと思います。やはり、相手はサービス周りの簡単なミスが少なく、精度が高い。こちらが簡単なミスをさせられるところが、うまいと感じました。最後は今日1本も打たれていなかったピンサーブを受けたのですが、僕が22点目のところでやったので、返されたなと。

齋藤 試合前に動画を見て、打った方からストレートにドライブが多い印象だったので、そこはしっかり止めようとしていました。自分たちは、このグレードに初めて出られるようになったので、相手は油断していたところがあったと思います。それでも、ファイナルゲームの20-20までいけたのは、自分たちの成長を感じられるところでしたが、やはり勝っていかないと意味がありません。今後は、相手のように、いかにサービス周りで簡単に点を取るか、勝負所でどうしたら点を取れるのか、勝ちきれるように研究したいです。

取材/平野貴也 構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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