3月2日、BWF(世界バドミントン連盟)は、5月16日から24日まで開催される世界国別団体戦トマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス)の出場権を手にしていたロシアが、本戦への出場を辞退したことを発表。これにともない、男子はドイツ、女子はスペインが繰り上がりで出場することが決定した。
2018年トマス杯・ユーバー杯の
記事一覧はこちら
ロシアは、ト杯ユ杯の予選も兼ねていた欧州団体選手権(2月/フランス)で男子がベスト4に入って出場権を獲得し、女子は世界国・地域別ランキングの順位に基づき出場権をつかんでいた。
ロシアの出場辞退を受け、男子は世界国・地域別ランキングでヨーロッパ勢上位につけていたドイツが繰り上がりで出場権を獲得。女子はロシアに代わってトルコが同ランキングなどから出場権を手にしたものの、本戦への出場を辞退。出場権がスペインに移り、同国の出場が決まった。
男子・トマス杯、女子・ユーバー杯の出場国・地域は以下の通り。
■トマス杯
開催国/デンマーク 前回優勝/中国
アジア/インドネシア、インド、日本、マレーシア
ヨーロッパ/フランス、オランダ(ロシアは辞退)
アフリカ/アルジェリア
オセアニア/オーストラリア
アメリカ/カナダ
世界ランク/台湾、韓国、タイ、イングランド、ドイツ
■ユーバー杯
開催国/デンマーク 前回優勝/日本
アジア/マレーシア、韓国、タイ
ヨーロッパ/フランス、ドイツ、スコットランド
アフリカ/エジプト
オセアニア/オーストラリア
アメリカ/カナダ
世界ランク/インドネシア、インド、台湾、中国、スペイン(ロシアは辞退)
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳